昨日、隣町の音狂(おときち)爺さんと二人(AとB)で、別の町に住む音狂爺さん(C)を訪ね、彼が最近挑戦し、達成したという新しいスピーカーシステム(を通して再生される音)を聴かせていただいた。
今回彼が挑戦したのは、中域部を発音する巨大なドライバーを中心に、高域部にひとつ、低域部にひとつを割り当てた3部(3-WAY)構成のスピーカーシステムである。
(この写真に写っているものとほぼ同じ型の中域部ドライバーを採用)
従来は、低域部+高域部の構成だったので、ともすると高域部に引っ張られるような感じだったのだが、中域部を追加することで音に厚みが出た。
また、アンプとスピーカーを接続するケーブルにも工夫が施されたようで、「長さを調節すると、音が変わるのですよ」と俄かには信じがたいこともおっしゃっていた。
また、音域を分けるネットワークは、別の音狂爺さん(C)の試作によるもので、バラック状態ではあったが、前回使用していたプロが使用する機器よりも(これを使用して再生される音の方が)良いと思った。
何よりも、こうして新しいことに挑戦している彼(小生より10年も歳下だから当然かも知れない)が、若々しく輝いて見えたのがうれしかった。