世界の名作読破プロジェクト。
アンブローズ・ビアスは、19世紀の米国のジャーナリスト・作家。
南北戦争で北軍に志願。各地での激戦を体験したことが、彼の作風(死が主たるテーマ)を決定付けたと思われる。
本書は、彼の14編の短編を収めるが、いずれも「死」にまつわる物語がこれでもかと語られる。
加えて、現世の他に別の世界があると深く信じていたようで、両世界を行き来する物語や幽霊の話もある。
正直のところ、読んでいてあまり気持ちの良い本ではない。
光文社古典新訳文庫 232頁。
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