新着の「管球王国(真空管アンプ専門誌)」102号。
表紙を飾ったのは、今年、再々復刻した「300B」真空管である。
1938年(83年前)、米国ウレスタンエレクトリック社が生産を始めた古い古い真空管なのだが、真空管アンプ復活の波に乗り、目下、超人気アイドルなのである。
当初、これを真似た中国産が出回り、それなりの性能を発揮して売れたことから、日本でも生産され、拙宅のアンプにはこれが使われている。
ただ、やはり老舗には老舗ならではの美味しさがあるとかで、この復活が望まれていたが、今年になって3度目の復活を果たし国内でも販売が始まった。
とは言え、写真にある2本組では、税抜き21万円だそうで、ちょっと手が出る値段ではない。
という訳で、「WE300B積立て」でも始めようかと思っている。