五輪サッカー男子トーナメント1回戦対スペインは、昨夕リヨンで行われたが、日本は0対3で敗れた。
この試合、気温30℃を越え(給水タイムが設けられ)る厳しい環境で戦われたが、前半11分、ショートカウンターからロングシュートを決められ失点した。
その後はジリジリした展開が続くが、40分過ぎ、細谷選手がゴール正面で相手デフェンス選手を背負いながらパスを受け、反転してシュート。これがゴールネットを揺らし、1対1のタイに持ち込んだ。
しかし、このゴールは(細谷選手のスパイクの先がオフサイドラインから出ているとの)VAR判定で取り消されてしまった。これで反転攻勢に移れると気合が入ったところだったので、この判定は、精神的につらかった。
その後、日本は優勢に試合を進めるも得点することは出来なかった。
後半は、互いに疲れが出る中、28分にはスペインのCKからのトリックプレイで失点した。加えて、40分過ぎにはまたしても、CKからのこぼれ球を押し込まれて3点目の失点を喫した。
今回日本は、グループリーグを無失点で首位通過しスペインと戦った訳だが、やはり欧州の壁は厚かった。彼らは、勝つためならベタベタと貼り付くような汚い手も使うし、トリックプレイも辞さない。
見ていて楽しい試合ではないが、それが彼らの哲学である以上、より鍛錬を積んで対抗する以外にない。写真は、ヤフーニュースから拝借しました。