同氏のヒット作「街道をゆく」シリーズの6巻目。
先の首里城の火災を受け、沖縄についてすこし勉強しようと考え、この本を借りて読んだ。
①久しぶりに、正調日本語を読み言葉の美しさに感激した。
②沖縄(本島だけでなく先島)について、その地勢的、歴史的、文化人類学的在りようをとても興味深く読んだ。
③40年前にリリースされた本なので、活字が小さく、また、装丁も古びていて読むのが辛かった。
等々、印象深い本であった。
このシリーズは、全部で41巻刊行されていて、他の道をめぐる紀行についても読んでみたいと思った。