名作読破PRJ。
北イタリア出身の作家。1906年生まれ、1972年没。20世紀のイタリア文学界において特異の存在感を発揮。「幻想文学の鬼才」と称されたブッツァーティは、本邦でもファンが多いという。(小生は、初体験)
表題作の他、時代を追って22編が収容されている。いずれも、一風変わった視点から物事を深く見つめるという作風は取っ付き難いが、言われてみればそう言う見方もあるか、と気付かされる点が多かった。
従軍記者の経験があり、戦場での心理描写を扱った作品も何点か収容されている。
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