アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ブッツァーティ著・関口英子訳「神を見た犬」

2021年07月29日 | アーバンライフ

 

名作読破PRJ。

北イタリア出身の作家。1906年生まれ、1972年没。
20世紀のイタリア文学界において特異の存在感を発揮。「幻想文学の鬼才」と称されたブッツァーティは、本邦でもファンが多いという。(小生は、初体験)

表題作の他、時代を追って22編が収容されている。
いずれも、一風変わった視点から物事を深く見つめるという作風は取っ付き難いが、言われてみればそう言う見方もあるか、と気付かされる点が多かった。

従軍記者の経験があり、戦場での心理描写を扱った作品も何点か収容されている。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 時事川柳傑作選 | トップ | アッジ~ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。