UM(ユニバーサルミュージック)のハイレゾCD名盤シリーズの1枚。
古い(70年代の)アナログマスターから、MQA技術を使ってハイレゾCDに模様替えしたもの。
小生は、これをリッピング(デジタルファイル化)してライブラリーに登録。ネットオーディオで聴いた。
下図は、その際のシグナルフローである。
CD標準の44khz16bitの信号に加え、352.8khzのMQA信号がDACに送り込まれた後、フルデコードされていることがわかる。
印象としては、確かに音場の広がりもあり、音の滲みも少なく耳当たりの良い音になっているのだが、如何せん録音の古さが露呈してしまっている。
その点、録音技術もそれなりに進歩しているのだと納得した。
収録曲 シューベルト
交響曲 第3番 ニ長調 D200
交響曲 第8番 ロ短調 D759 「未完成」
演奏
ウイーンフィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー
録音 1978年9月 ウイーン・楽友協会大ホール