アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

パン・ド・ミ

2022年11月21日 | アーバンライフ

 

フランス語で「美味しいパン」の意である。
食パンより食べ応えがあって、味の濃いパンのことを言うらしい。

パン焼き機のトリセツによると、ドライイーストの量を控え、その分発酵に時間をかけて焼き上げるとある。

普通の食パンでは、仕込みから焼きあがるまで4時間だが、この「パン・ド・ミ」では4時間50分かかる。

ただ一度、どういう訳か失敗してペチャンコのパンが出来てしまったことがあった。

その時は、室温がかなり高かったにも拘わらず小麦粉を冷やさずにスタートさせたので、煉りの段階でグルテンがうまく生成できなかったためと思われる。

つまり、このパン焼き機の場合「煉り」に独特のノウハウがあって、(狭い縦型の窯の中で回転翼が)強く小麦粉を練るので、小麦粉を冷やしておかないとその際発生する「熱」でデンプンが変質してしまうらしい。

以来、小麦粉も水分(牛乳+卵+水)もよく冷やして使用するようにした結果、うまく焼けるようになった。

気温が低い昨今は、小麦粉は冷蔵せず北向きの部屋に置き、水分のみ冷蔵したものを使用しているが、写真のようにうまく焼けている。

 

 

 

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クロになる

2022年11月20日 | アーバンライフ

この2・3日、胃の調子が悪く口内炎も出て、すっかり元気をなくしてしまった。
つまり、暴食由来の胃腸のオーバーロードである。

そうしたら妻が、「クロになるのね」と言う。
つまり、先ずは絶食せよというのである。

昔、横浜に住んでいた頃、(クロという名の)雑種犬を飼っていた。
朝夕2回の給餌を待ちきれないほどガッツいていたが、ある日パタッと餌を食べなくなってしまった。

何かおかしいと近所の獣医師に診てもらったら、胃に何か異物が滞留していると言うので、切腹して取り出してみたら、何と「軍手」の片方とわかった。

つまり彼は、小生が(アマチュア無線用の)鉄塔から誤って落とした軍手を食べてしまっていたのである。

それほどのガッツき屋が、一度調子が悪くなるといっさい餌をとらないという徹底ぶりに感心し、以後胃の調子がおかしくなると、「クロになれば」と言われてしまう訳である。

 

 

 

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新着ドーナツ~キーシン「ザルツブルク音楽祭リサイタル」

2022年11月19日 | 音楽三昧

 

昨年8月のザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。

神童キーシンも50歳を迎え、言わばマエストロの域に入っているわけで、このリサイタルを聴く限りその感を強くした。

つまり、従来の神がかり的ではなく、年齢相応のどっしりとした重厚な演奏を楽しむことができた。

それにしても、アンコールに対する彼の考え方は変わっていないようで、このリサイタルでも、メンデルスゾーンやショパンなど中規模の曲4曲が演奏(収録)された。

小生らがサントリーホールで聴いた時は、アンコールだけで1時間余を費やした。聴衆を大事にする姿勢かと思うが、サービス満点ではある。

収録曲

 ・ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
 ・フレンニコフ:ピアノのための3つの小品 Op.5から第3曲:舞曲
 ・フレンニコフ:ピアノのための5つの小品 Op.2
 ・ガーシュウィン:3つの前奏曲
 ・ショパン:夜想曲 Op.62~第1番ロ長調
 ・ショパン:即興曲 第1番変イ長調 Op.29
 ・ショパン:即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
 ・ショパン:即興曲 第3番変ト長調 Op.51
 ・ショパン:スケルツォ 第1番ロ短調 Op.20
 ・ショパン:ポロネーズ 第6番変イ長調 Op.53「英雄」

(アンコール)
 ・メンデルスゾーン:無言歌集 Op.38~第6曲:変イ長調「デュエット」
 ・キーシン:4つのピアノ小品 Op.1~第2曲:ドデカフォニック・タンゴ  
 ・ショパン:スケルツォ 第2番変ロ短調 Op.31
 ・ドビュッシー:ベルガマスク組曲~第3曲:月の光

演奏

 エフゲニー・キーシン(ピアノ)

録音 2021年8月 ザルツブルク祝祭大劇場 DG 4862990

 

 

 

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低空飛行

2022年11月18日 | ドラミング

NHKは直近の世論調査で、岸田内閣の支持率が先月より5ポイント下がって33%になったと報じた。

反対に、不支持率は3ポイント上がって46%になった由。

下図は、菅内閣の時期を含めた支持率の推移だが、現下の支持率は、菅内閣が退陣した際の30%に限りなく近づきつつある。

 

 

種々の要因があるが、一つは、自民党と旧統一教会との関係について、断固たる態度を取れずにいることである。

二つは、葉梨法相の更迭時に見られた首相の優柔不断振りである。

つまり、法相が(死刑執行の)「ハンコを押すだけ」との発言した時点で一発アウトであるにも拘わらず、これを擁護した挙句、半日後には撤回、更迭するなど首相としての資質が問われた結果である。

また、現下の物価高騰対策としての補正予算の編成にしても、大枠の増額を叫ぶ党側の要求を丸のみするなど、ここでも行政府の立場を蔑ろにした。

この先、どんな展開になるのか予断を許さないが、いずれにせよ、この低空飛行から脱却するのは容易ではあるまい。上記のグラフは、NHKオンラインから拝借しました。

 

 

 

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資源の日

2022年11月17日 | アーバンライフ

今日は月一の「資源の日」。
早朝、段ボールと新聞紙の大束を抱えてゴミステーションへ行った。

この日だけは、すれ違う住人と「お早うございます!ご苦労様です」と声を掛け合う。

一緒に出た妻は、引き続き朝散へ出かけたが、しばらくして「雪よ、雪!」と言いながら帰って来た。

気温はさほど低くはないが、雪が来て「いよいよ冬か」と思った。

 

 

 

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1万人越え

2022年11月16日 | ドラミング

遂に、その日がやって来た。

昨日、道内のコロナ感染者が1万人を越えたという。
首都圏なみの感染者だが、何よりも死者の数が34人と、従来の22人を大きく上回る結果となっているのが気になる。

つまり、医療の手が届かないところで亡くなる方がかなりおられるのではないか。

 

 

小生らは、今月28日に5回目のワクチン接種を予定しているが、これで何とかなるのかはなはだ心もとない。

 

 

 

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長い眠りに

2022年11月16日 | アーバンライフ

昨日、味噌造りをした。

新物の大豆が売り出されるのを待っていたら、仕込みの時期が大分遅れてしまった。

今年使った豆は、隣町の自然農園が栽培した「とよみずき」と言う品種で、茹で上がった豆を食べてみたらとても美味しかったので、良い味噌になる予感がした。

材料はいつもの通り、大豆 1Kg に乾燥麹が 2Kg、それに塩 600g である。

 

 

3ヶ月後に切り返し、6ヶ月で出来上がる。

美味しい大豆と麹と塩は、穏やかなハーモニーを奏でながら長い眠りについた。

完成は、来年5月中頃である。

 

 

 

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青竹踏みその後2

2022年11月15日 | アーバンライフ

青竹踏み(1回100歩・1日5回)を始めて3ヶ月が経過した。

この間、毎日の実施記録を壁に張り出すなどして努力した結果、ウオーキングの出だし300mほどにあった両腿の張りと痛みがなくなった。

つまり、両脚がそれなりに鍛えられ、体重をしっかり支えられるようになったためと思われる。

従来、この不快感からウオーキング(約2km40分)に出るのが億劫だったが、現在は何気なく歩き始められるのが何よりありがたい。

加えて、この歳(82歳)になって、何かを初めて結果を出せたことにも満足している。

他方、3月頃に始めた新しいネットオーディオ(ROON)の導入も無事成功させることができた。その点、今年は実り多い年になったと思う。

 

 

 

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アナログよさらば

2022年11月14日 | 音楽三昧

加齢に伴い、出来るだけ身軽になっておきたいとの思いもあって、かなりの場所を占めているアナログレコードの処分を思い立った。

現在、手元に1,400枚ほどあるが、主要なものの録音・デジタル化は終わっており、また、これを再生するネットオーディオの音質が良くなっているので(レコード自体を手放すことに)未練はない。

問題はその処分方法で、愛好家の元へ一括お届けできれば良いのだが、ジャンルがクラシックなので容易には行かず、現在までのところ見通しは立っていない。

ということで、これはと思う良質のレコードを選んで、オークションに出してみることにした。

なかなか思うようには行かないが、いくつか入札していただける方もおられ、主要なものはこの方法で処分が進めば良いと思っている。

 

(上図は、オークションへの出品例)

 

 

 

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マイナ保険証の怪

2022年11月13日 | ドラミング

 

先にデジタル庁が、2024までに現行の健康保険証をマイナンバーカードに統合すると発表して、その唐突さにブーイングが巻き起こっている。

ちなみに、肝心の医療機関の7割が導入に反対しているというから深刻だ。

以下、詳しくは記事をご参照願うが、元々性格の異なる二つのシステムを合体させることに無理があり、この政策の頓挫は目に見えている。

これでまたひとつ、岸田政権の支持率低下の要因が増えたと言えよう。記事は、10日付けしんぶん赤旗から転載しました。

 

 

 

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