天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

2011-05-03 09:00:00 | 映画
た、宝塚南口駅に中谷美紀が!小林(こばやしじゃなくておばやし)に中谷美紀が!ええ、小林のジャスコー!それ以外にもきゃーきゃー叫んでしまいたくなるほど知ってる場所がでてくる映画「阪急電車」。今津線は高校への通学に使っていた路線。ええ、ええ、15分て知ってますとも。普通しか走らない路線です。駅だけじゃなく車窓からの風景ひとつひとつもわぁーとなりました(駅間の車窓が合ってるなあと思ったら合成だったらしい)。西北の阪急そばのにおいとかそんなのも思い出してました。
映画「阪急電車」公式サイト
後輩に婚約者をとられた翔子は結婚式(宝塚ホテル!)に、ウエディングドレスを着て討ち入り。その帰り電車の中で出会うのは祖母と孫の二人連れ。祖母に話を聞いてもらった翔子は少し心が軽くなります。DV男と恋人の女子大生、大学の友人たちになじめない男の子と女の子、ママ友についていけない主婦、いじめられている小学生、人と人との間で、ちいさな、そしておおきな心の重荷を抱えて物語は今津線を往復します。

原作は読んでなかったので、予備知識なしで見ました。ネタばれありです。
最初の翔子(中谷美紀)に感情移入し過ぎて号泣。映画はじまって30分、私のクライマックスがやってきました。討ち入りした翔子は誰よりもきれいだったけど、誰よりも傷ついていました。白いドレスが葬礼の衣装のよう。それを癒してくれる老夫人(宮本信子)の言葉は私の心にも浸み入りました。その後、ストーリーはいろんな登場者の出来事とともに展開していきます。見ず知らずながらも誰かの力になったり。そして、力になった人はまた別の人の…。やさしさの連鎖が知らず知らずのうちに続き、それをすべて見ているのは観客だけ。
新しい一歩を歩み始めた翔子は、見知らぬ女の子にあたたかい手を差し伸べるのです。ここで、ワタクシまたもや号泣。エンディングの阪急電車に涙が止まらなかったです。
派手なストーリーではありませんが、心に残る作品でした。ハリネズミみたいになってる女の人に見てほしい。

中谷美紀はきれいやけど、やせすぎです。もうちょっとふっくらしてもいいかもー。余計なお世話。
そうそう、インタビューで「討ち入りはこういう目に合ったら女の人はしたいと思うんじゃないかな。私ならもっと陰湿にやりますけど、うふふ(イメージ)」みたいなことを言ってはって、この人いい人やー、と思いました。


阪急今津線は震災当時しばらく不通になりました。映画にはほとんど震災のことはでてきません。それでも、映画を作られた方々の想いは伝わりました。道は遠く険しくても。
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映画「喜劇王」(1999年)

2010-06-04 08:40:59 | 映画
結構、前に見てたのに感想アップするの忘れてた。落語レッスンがはじまったのでしばらくビデオ借りるのは控えようかと(時間がとれない)
「喜劇王」が日本でビデオ化になったのって、たぶん香港公開からずいぶん後でしたよね?香港での公開当日、ウルトラマンをパクったポスターだったの覚えています。
さて、内容ですが…。星馳全開。カレン・モクにそんなことしていいの?!とか、セシリア・チャン…コメントできず、とか。ストーリーはもはやどうでもいい。
旧正月映画なので、最後はみんな揃って「恭嬉發財!」。ま、あれこれ考える映画ではなくめでたい映画ですわ。

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映画「ネコナデ」(2008年)

2010-05-24 18:01:07 | 映画
子猫がかわいいんですよ。
拾った子猫だけに本性を見せて自分らしさを取り戻すリストラ鬼部長のおはなし。ドラマ版の映画化なのでコンパクトなのか、↑みたいな人間を描いてる部分はいまひとつ物足りないかなあ、で、あんな血統書つきのにゃんこは落ちてないって^^;
でも、鬼部長が子猫にめろめろになってる姿にはほほえましくなってしまいました。職権乱用やけど。。。

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オードリー祭

2010-05-14 07:44:55 | 映画
GW中にヘップバーンの映画を二本見ました。「ローマの休日」をベースにしたパタリロってけっこう忠実やったんや、と思いました。って、そこかい。
「マイフェアレディ」は、下町の花売り娘を上流階級の娘に仕立て上げるのですが、発声から直さないといけないのね。微妙なニュアンスで出身地まで分るらしい。TVもなく、人の行き来が少ない昔はそうだったのかも。
どちらも、ヘップバーンは輝いていました。

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映画「SMOKE」(1995年)

2010-05-03 11:13:33 | 映画
カクタンさんのオススメ。監督は香港出身のウェイン・ワン(でも、米で映画を学んだ)、原作&脚本はホール・オースター。タバコ屋さんを基点にいくつかのお話が交差していきます。肉親をめぐる物語が多くて、ときにホンモノの親子であったり、ニセの親子であったり
…。ドラマを淡々と描いて、でもそのなかにも先に進める何かがあって。そんでもって、ウソかホントか分からなくてもそこにはなにかあったかくなるものもあるのです。

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ドラマ「恋のめまい愛の傷~烈愛傷痕」(2001)

2010-05-02 09:12:38 | 映画
台湾のTVドラマ。これ、張学友のCDのおまけにもついてたんです。私は普通のを買ったからおまけのは手に入れなかったので日本語版をはじめてみました。学友がテーマソング、挿入歌と歌い、学友のCDのおまけにもなったというのに主役はカレン・モク&ジェリー・イエン。また、彼だけなにも知らない道化師ですわ(「ウィンター・ソング」同様)。よくよくご存知の方はご存知でしょうが、私は

張学友が大好き

アジアの歌の王様という冠は彼以外かぶれないその歌声以外にも、ストイック、家族を大切するところとか人格的なところも好きなのですよ。次のワールドツアーにもぜひ行きたい。
まあ、そんなドラマから離れた話ではなくて。この作品は一条ゆかり先生の漫画のドラマ化。台湾人なのにみんな日本人の名前という微妙な設定。そして、実年齢と違いすぎる年齢設定をものともしない皆様方。カレン・モクが美しい。
物語は運命の恋をしたと思った若いカップル。しかし、お互いに傷つくような別れ方をするわけです(いや、でもそりゃ仕方ないと思うぞ)。で、数年後再会したのは兄の妻とその弟として。二人の間で揺れ動く主人公。(精神的に)子どもと大人の恋で本当に傷つくのは大人のほうです。そして、亮(学友ね)の懐の深さに涙。でも、琳の涙にも参りました。男の子に泣かれたらねぇ。いいなあ、更紗はいろんなところに帰り着けるところがあるんだ。

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映画「寝ずの番」(2006年)

2010-04-27 12:48:06 | 映画
落語だからというよりも、中島らも作品の映画化だから見ました。吉朝さんが落語監修。文庫本ではあとがきを書いておられましたが、すでに二人とも物故者になるとは。細めの吉弥さんも一瞬でています。
上方落語の重鎮が亡くなって。葬礼の夜の寝ずの番に語られるオモロイ話と艶話。リアル死者のかんかん踊りもあり。お歌は姉キンを思い出しました。

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映画「アリス・イン・ワンダーランド」

2010-04-26 08:45:24 | 映画
珍しく、誠に珍しく、前売り券を買って楽しみにしていたこの映画。せっかくならと3Dを見に行きました。3Dは字幕を読むのが大変なので日本語版のほうがいいかも、という情報をどっかで読んだのでそれもあって日本語版で。

ルイスおじさんの「不思議の国のアリス」の続編?というか二次的な作品なのかな。19歳になったアリスが主人公。当然、少女時代とは違う問題もあって。テーマとして分かりやすいけど。異世界で対決するものは彼女自身の運命なんだな、うんうん。そういう意味ではルイスおじさんのナンセンスとは別物なんだけどなあ。。。
アンダーランドの映像化はすごいです。赤の女王がなんだか愛らしい☆白の女王はきれいだけどなんか不思議ちゃん(吹き替えではふかきょん(笑))、そして、ジョニーさんは(実は最初全然違う人をジョニーさんだと思い込んでいた)白塗りでした。「シザーハンド」を一瞬思い出すせつな系あり。私も自分あたまおかしいんかな、て思うことよくありますよ、マッドハッターさん。しかし、私の中で白塗りといえば我が師匠なんですが。
CGってなんでもできるんだなあ。
3Dのほうですがメガネがなかなか馴染まず。まつげがひっかるのであれやこれやとかけ方を工夫してました。びゅんびゅん、てシーンでは何回か目をつぶる迫力でしたよ。でも、一回見たからもう3Dはいいです。アイマックスの迫力にはかなわなかったです。

※劇場で見た作品には製作年は書いていません。
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映画「グーグーだって猫である」(2008年)

2010-04-23 08:31:29 | 映画
大島弓子といえば、友人が卒論のテーマにしていたなあ、とは思うものの私には縁がないまま。エッセイ漫画の映画化ですが、大島弓子を読みたくなった。もちろん、犬童一心監督の撮り方もなんでしょうけど、心にふかーくしみるというか…。猫飼いにもたまらんしね。
ひとりで生きるけっして若くない女性の日常を淡々と描いています。
途中、私の漫画は私を救ってはくれません、と言う台詞のトゲが胸に突き刺さった私。(小説とか落語とかそういうことじゃなくて)これ分かります。ほんと分かる。。。でも、そのトゲをそっとぬいて包んでくれるそんなこともちゃんと…あるんですよね。細かいことは気になるけど、答えをちゃんと用意しているわけじゃない描き方にじわじわきます。

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こちらはうちのグーグー。
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映画「チェブラーシカ」(1969年~83年)

2010-04-20 07:58:08 | 映画
ついに見れた!「チェブラーシカ」!うう、かわいすぎる。今現在、アコーディオンのあのテーマソングが頭を回っています。これ見てやっとJRのマナー広告の人物設定が分かりました。チェブラーシカ以外は知らなかったので。あのおばあさんが黒柳徹子さんに見えます。
しかし、あのかわいい声の子は今頃、熊みたいな大男になってるんだろうなあ。。。

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映画「春の雪」(2005年)

2010-04-17 08:34:32 | 映画
三島由紀夫の原作は未読。原作を読むとまた印象が変わるのかな。
幼馴染の清顕と聡子。想いあいながらも、清様の“子ども”な行動により事態は悪いほうへ、悪いほうへ。一言言わせていただくと(誰にや)、清様に腹が立って仕方がありません。最初から素直になってたらね…。彼の蒔いた種ですわ。自分ひとりが救われたら(想いを遂げられたら)ええんかい。今生で会わないと決めた聡子の気持ち汲んだれよ…(涙)。
竹内結子の聡子はんは、最初はなんだかぼんやりした印象で違和感があったのですが覚悟を決めてからの表情が美しい。かたっぽは大人にならないままでしたが。あ、これ批判じゃありません。映像○、衣装○。

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「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」

作品のキーワードになっているのが崇徳院。これ聞くと条件反射でドラマ「ちりとてちん」を思い出してします(笑)草原兄さんのシーンを思い出しただけで目から汗が^^;いまだにDVDボックスがそろってないので、また積み立てしようかなぁ。見たいなあ、「ちりとてちん」。
※ただいま、BS-hiで再放送中です。
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映画「ターンレフト・ターンライト」(2003年)

2010-04-14 07:59:18 | 映画
再会できそうでできない二人のラブ・コメディ。ええ、コメディです。コメディですってば。
同じ作者の映画化作品だったら「サウンドオブカラー」のほうが好きかなあ。原作にない話を作り上げているのは「サウンド~」のほうなのですが、作者の意図とかをより汲み上げているように思えます。
ただ、こちらもおもしろいことはおもしろいんですよ。ぶっとんでいて。
金城くんの燕尾服姿に☆5つって感じです。

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映画「リトルダンサー」(2000年)

2010-04-09 08:46:06 | 映画
80年代のイギリスが舞台。男の子がふとしたことからバレエをはじめ、ついにはロイヤルバレエ学校に入学するという少年の成長物語。内なる成長という青春ものでありながら、労働者階級の家庭や町を描いています。もうひとりの主役は「お父さん」。なんだかんだと言いながら、家族の犠牲になりそうなみそっこのために心を動かされる様子がすごくよく伝わってきて、ほろり。オーディションの間の父ちゃん見てて「北京バイオリン」の父ちゃんを思い出しました。しかし、大人になったマイケルは少年のときの可憐さがどっかに…。かなしい。

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映画「ミトン」(1967年)

2010-04-05 12:08:46 | 映画
「チェブラーシカ」がいつも貸し出し中なので、こっちを借りました。短編アニメ3本収録。どれも、母子しかでない(父親不在)なのには意味があるのかな?
表題作は犬飼っちゃダメと言われた子どもが手袋を犬に見立ててかわいがる話なんですが、これ私自身思い当たる(笑)。こういう子どもでした。一人っ子じゃないけど。想像で自分の世界作るような子で、いま『赤毛のアン』を再読してるんですが、本当に思い当たる。

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大人になった今、この想像力が悪いほうに働きシンドイときもあるのですが。これも神様が与えてくれたものでしょう。まだ、傷つくほうがいい。傷つけていることに気付かないよりも。きっと私も人を傷つけています。でも、そういうことを避けられるようにもっともっといろんなことを知りたい。明日を憂うよりも今に感謝して。
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映画「インファナル・アフェアⅡ、Ⅲ」(2003年)

2010-04-02 12:49:34 | 映画
ホント今更ですみません。インファのⅡとⅢ見ました。ⅠはDVD持ってるんですが、なんせ見たのが随分前。。。さっぱり内容を思い出せず、人間関係の相関図も分らず、それどころか誰が誰なのかも把握できず。でも、2本をイキオイで見た私をほめてあげたい。
おかげさまで変な夢を見ました。ちょっとノワールでした(でも、映画とはまったく関係はなかった)。結論、イキオイだけでしんどい映画を見ると(裏切りや欺きという内容はとってもブルーになる)変な夢を見ます。

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もはや映画レビューでもなんでもない話でした。
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