た、宝塚南口駅に中谷美紀が!小林(こばやしじゃなくておばやし)に中谷美紀が!ええ、小林のジャスコー!それ以外にもきゃーきゃー叫んでしまいたくなるほど知ってる場所がでてくる映画「阪急電車」。今津線は高校への通学に使っていた路線。ええ、ええ、15分て知ってますとも。普通しか走らない路線です。駅だけじゃなく車窓からの風景ひとつひとつもわぁーとなりました(駅間の車窓が合ってるなあと思ったら合成だったらしい)。西北の阪急そばのにおいとかそんなのも思い出してました。
映画「阪急電車」公式サイト
後輩に婚約者をとられた翔子は結婚式(宝塚ホテル!)に、ウエディングドレスを着て討ち入り。その帰り電車の中で出会うのは祖母と孫の二人連れ。祖母に話を聞いてもらった翔子は少し心が軽くなります。DV男と恋人の女子大生、大学の友人たちになじめない男の子と女の子、ママ友についていけない主婦、いじめられている小学生、人と人との間で、ちいさな、そしておおきな心の重荷を抱えて物語は今津線を往復します。
原作は読んでなかったので、予備知識なしで見ました。ネタばれありです。
最初の翔子(中谷美紀)に感情移入し過ぎて号泣。映画はじまって30分、私のクライマックスがやってきました。討ち入りした翔子は誰よりもきれいだったけど、誰よりも傷ついていました。白いドレスが葬礼の衣装のよう。それを癒してくれる老夫人(宮本信子)の言葉は私の心にも浸み入りました。その後、ストーリーはいろんな登場者の出来事とともに展開していきます。見ず知らずながらも誰かの力になったり。そして、力になった人はまた別の人の…。やさしさの連鎖が知らず知らずのうちに続き、それをすべて見ているのは観客だけ。
新しい一歩を歩み始めた翔子は、見知らぬ女の子にあたたかい手を差し伸べるのです。ここで、ワタクシまたもや号泣。エンディングの阪急電車に涙が止まらなかったです。
派手なストーリーではありませんが、心に残る作品でした。ハリネズミみたいになってる女の人に見てほしい。
中谷美紀はきれいやけど、やせすぎです。もうちょっとふっくらしてもいいかもー。余計なお世話。
そうそう、インタビューで「討ち入りはこういう目に合ったら女の人はしたいと思うんじゃないかな。私ならもっと陰湿にやりますけど、うふふ(イメージ)」みたいなことを言ってはって、この人いい人やー、と思いました。
阪急今津線は震災当時しばらく不通になりました。映画にはほとんど震災のことはでてきません。それでも、映画を作られた方々の想いは伝わりました。道は遠く険しくても。
映画「阪急電車」公式サイト
後輩に婚約者をとられた翔子は結婚式(宝塚ホテル!)に、ウエディングドレスを着て討ち入り。その帰り電車の中で出会うのは祖母と孫の二人連れ。祖母に話を聞いてもらった翔子は少し心が軽くなります。DV男と恋人の女子大生、大学の友人たちになじめない男の子と女の子、ママ友についていけない主婦、いじめられている小学生、人と人との間で、ちいさな、そしておおきな心の重荷を抱えて物語は今津線を往復します。
原作は読んでなかったので、予備知識なしで見ました。ネタばれありです。
最初の翔子(中谷美紀)に感情移入し過ぎて号泣。映画はじまって30分、私のクライマックスがやってきました。討ち入りした翔子は誰よりもきれいだったけど、誰よりも傷ついていました。白いドレスが葬礼の衣装のよう。それを癒してくれる老夫人(宮本信子)の言葉は私の心にも浸み入りました。その後、ストーリーはいろんな登場者の出来事とともに展開していきます。見ず知らずながらも誰かの力になったり。そして、力になった人はまた別の人の…。やさしさの連鎖が知らず知らずのうちに続き、それをすべて見ているのは観客だけ。
新しい一歩を歩み始めた翔子は、見知らぬ女の子にあたたかい手を差し伸べるのです。ここで、ワタクシまたもや号泣。エンディングの阪急電車に涙が止まらなかったです。
派手なストーリーではありませんが、心に残る作品でした。ハリネズミみたいになってる女の人に見てほしい。
中谷美紀はきれいやけど、やせすぎです。もうちょっとふっくらしてもいいかもー。余計なお世話。
そうそう、インタビューで「討ち入りはこういう目に合ったら女の人はしたいと思うんじゃないかな。私ならもっと陰湿にやりますけど、うふふ(イメージ)」みたいなことを言ってはって、この人いい人やー、と思いました。
阪急今津線は震災当時しばらく不通になりました。映画にはほとんど震災のことはでてきません。それでも、映画を作られた方々の想いは伝わりました。道は遠く険しくても。