にゃんこ

彼が始めて我が家に現れたのはゴールデンウィークのことでした。家の裏で「ニャーニャー」鳴いて母を呼んでいたそうです。しかし、母は野良猫に居つかれたらかなん！と見てみぬふり。数日間は我が家に来ませんでした。次にやってきたときは私も家にいたので体をなでたり、かわいがり毎日来るようになりました。来るというよりも我が家の納屋を住みかにしたようです。そうなると、私もこっそりエサをやるように。私の顔を見るとより「ニャーニャー」鳴いていました。エサをもらえる人を覚えたようですが、夜しかいない私に懐くより母に懐いたほうが彼の今後を左右するのですから、いいに決まっています。どうしたもんかな、と考えていたのですが、取り越し苦労でした。
日中は母の後をついてまわっていたようです。畑までついてきたりしているうちに今度は母の情が移り、気が付いたらジャスコでキャットフードを購入。見事、彼は安住の地を手に入れたのです。
それでも、家が汚れるので上に上がることは許されず雨風をしのげる土間で終日を過ごしています。夜は土間に入れておくのですが、梁を伝って屋根に上り脱走…。脱走してどこに行くのかと思えば庭で座っています。何がしたいんだ？！それを一晩に繰り返すこと3回。。。やはり野良気質は抜けないのか？？
因みに歳は今年生まれたくらいのようで、同じ模様の新しい野良猫も他に二匹（人を見ては逃げるので懐かず）いたので、一緒に捨てられたのでは？キバが一本折れていたり、しっぽの毛がはげていたりで年寄り疑惑もあったのですが、オスの割りに鳴き声がかわいらしいのでまだ若いんでしょう。
野良ウサギが亡くなって2年。我が家に新しい動物がやってきました。我が家に来る予定の方はお楽しみに！