昨日打ち上げで話題になった体を冷やす食材、温める食材について。
前提なのが、
「マクロビ」と「薬膳」は違います。
薬膳にしたって、日本で完成した漢方(これは日本語です。蘭学に対して漢の国の医学ということで)と中医(中国医学・東洋医学)では違うところがあるし、日本の漢方でも流派によって考え方が違ったりするのです。
マクロビは20世紀に日本人が考えた理論で、近年はアメリカで盛んになったので逆輸入的に日本に入ってきています。東洋医学(漢方含む)には基づいていないので食品の特性は薬膳のそれと異なることも多いのです。また思想に基づくものですので、マクロビをきちんと理解するには思想も学ぶ必要があるのかもしれません。
という訳でここでは私が学んだ漢方の薬膳から。
体を冷やすもの温めるもの、これをぱっとすぐに仕分けるのには「季節」「場所」を思い描くといいでしょう。
夏野菜の多くは体を冷やします。>きゅうり、トマト、ゴーヤー
暑い国のものの多くは体を冷やします。>コーヒー、バナナ
あと、白いものは体を冷やすともいいます。>牛乳、豆腐、豆乳、小麦
そして例外ももちろんあります。
白菜>体を冷やします
桃>体を温めます
大事なのは全体を通しての中庸なので、体を冷やすのが絶対にダメ!温かいものばっかりにしましょう!ではなくて生活全般を見てクーラーで一日冷えたから温めるものを多めに摂ろう、とか、一日運動していたから冷やすものを、とか。
口にするものが温めるのか冷やすのか。
いまの自分の身体の状態はどうなのか。←とくにこれが大事★
さて、昨日私が話をふって物議をかもしたのが、
「葛は体を冷やすんですよ~、だから夏のおやつなんです」
某せいこつ院院長「え、でも、葛根湯は体温めるやん」
-----------------------------------------
家に帰って調べた
(食品レベル:寒性、涼性、平、温性、熱性)
葛:平・涼
http://www.yakuzenjoho.net/chuyaku/kakkon.html
ただし、ネットで調べると本葛は体を温めるというのにも行きあたりました。涼ってちょっと冷やすみたいなもんです。
葛根湯は「桂枝湯」という超体を温めるシナモンがメインの処方に葛根を入れたものです。葛根は「解肌退熱」を担っています。体の表面の熱をとる、というものですが理論が理解できなかったので今日はここまで。
前提なのが、
「マクロビ」と「薬膳」は違います。
薬膳にしたって、日本で完成した漢方(これは日本語です。蘭学に対して漢の国の医学ということで)と中医(中国医学・東洋医学)では違うところがあるし、日本の漢方でも流派によって考え方が違ったりするのです。
マクロビは20世紀に日本人が考えた理論で、近年はアメリカで盛んになったので逆輸入的に日本に入ってきています。東洋医学(漢方含む)には基づいていないので食品の特性は薬膳のそれと異なることも多いのです。また思想に基づくものですので、マクロビをきちんと理解するには思想も学ぶ必要があるのかもしれません。
という訳でここでは私が学んだ漢方の薬膳から。
体を冷やすもの温めるもの、これをぱっとすぐに仕分けるのには「季節」「場所」を思い描くといいでしょう。
夏野菜の多くは体を冷やします。>きゅうり、トマト、ゴーヤー
暑い国のものの多くは体を冷やします。>コーヒー、バナナ
あと、白いものは体を冷やすともいいます。>牛乳、豆腐、豆乳、小麦
そして例外ももちろんあります。
白菜>体を冷やします
桃>体を温めます
大事なのは全体を通しての中庸なので、体を冷やすのが絶対にダメ!温かいものばっかりにしましょう!ではなくて生活全般を見てクーラーで一日冷えたから温めるものを多めに摂ろう、とか、一日運動していたから冷やすものを、とか。
口にするものが温めるのか冷やすのか。
いまの自分の身体の状態はどうなのか。←とくにこれが大事★
さて、昨日私が話をふって物議をかもしたのが、
「葛は体を冷やすんですよ~、だから夏のおやつなんです」
某せいこつ院院長「え、でも、葛根湯は体温めるやん」
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家に帰って調べた
(食品レベル:寒性、涼性、平、温性、熱性)
葛:平・涼
http://www.yakuzenjoho.net/chuyaku/kakkon.html
ただし、ネットで調べると本葛は体を温めるというのにも行きあたりました。涼ってちょっと冷やすみたいなもんです。
葛根湯は「桂枝湯」という超体を温めるシナモンがメインの処方に葛根を入れたものです。葛根は「解肌退熱」を担っています。体の表面の熱をとる、というものですが理論が理解できなかったので今日はここまで。