天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

第十回花丸染雀ふたり会

2016-12-09 22:36:25 | 落語
第十回花丸染雀ふたり会

桂慶治朗「みかんや」
林家染雀「べかこ」
林家花丸「悋気の独楽」
仲入り
林家花丸「胴斬り」
林家染雀「景清」

プログラムに林家の噺あり、師匠染丸の十八番あり、珍品ありで、と書かれています。…珍品は「胴斬り」?林家の噺…「べかこ」?十八番…が「べかこ」?←ちゃんと話を聞いておけ。

宣伝下手でだんだんと秘密クラブのようになってるとも…。宣伝してください´д` ;

さて、慶治朗さんの「みかんや」は不意打ちにあったようなおもしろさがあり、男前にも癒されました←おい

「べかこ」は、随分前に三喬さんので聞いたときも印象に残った噺だったのですが、染雀さんバージョンもおもしろかったです。落語は積み上げて積み上げて、最後に崩してなんじゃそら!というもので、「べかこ」はその最たるものだと。
花丸さん「悋気の独楽」御寮人さんがほんまに御寮人さんに見えた。ちょっとした所作なんでしょうけど。こどもがかわいくておたけどんがおもしろい。
仲入りあけにナンセンスな「胴斬り」、リアルに考えると気持ちが悪いのですが、そこはやっぱり落語で、花丸さんだからよけいに軽やかなナンセンスでした。
「景清」染雀さんの定次郎はこどものまま大人になった人やなあ。ストレートな慟哭が突きささりました。で、ええ話があってのサゲまで。師匠にサゲまでしないのなら、やらない方がいいと言われている、とのこと。ええ話で終わるのもいいけど、なんじゃそら!と会場後にするのもいいなあ、と。所作が見応えあるし。
堪能しました。

コメント
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