稽古始め@落語教室第166回目

稽古始め。
なんて熱心な！
というのも12月に繁忙期でなかなか来れなかった方がいたため。その方は、落語、下座と負担が多い。

てなわけで、みっちりお囃子のお稽古を。
ところで、先月のなでしこ寄席の時に止まらなかった出囃子「老松」事件というのがあり、弾いていたら（三味線さん方が）気持ちよくて止めるのを忘れていたのですが（あろうことか三味線さんに合わしていた圓九さんまでもが一回は止め忘れていた→その後笛で止めようとしてるのがウケる映像を何度も見てしまった）、

つね吉さん&やよいさん「あれは志ん朝さん下りてきてたね」

先生「下りてません」

一刀両断。

さて、わたしは「後ろ面」の前にやってた「長短」のおさらい。
てっきりもうあがったと思ってたら、まだでしたわ←かといって自分でも完成度が低いと稽古してましたが。
次の稽古日8日も「長短」します！

男着物

そう、あれは夏の暑い日。
袷の、もう着ないであろう着物を実験的に二枚に下ろしました。
下ろしてみると案外くっついてるところが多かったので単衣にしようと思いました。
それくらいに、まるぼっちゃんが家にやってきたので猫と遊びたいために作業中断。
後ろ面のための男着物を探してみるとなかなか華やかな着物というのがないことが分かり、

そうよ！あの単衣を男着物に仕立て直したらいいのよ！

まず、袖下、身八つ口を縫い付ける。
日舞の教室で男着物を着た時にクラスメイトに驚かれたのが身八つ口がないこと。

さて、女着物はおはしょりという腰の部分でたくし上げる着付けなので、男着物より長いのです。襟も。
襟先を男着物に合わせて短く、そうすると衽の幅もせばまったので当初の縫い代より奥に。
最後に丈を調節。
まだアイロンかけてないのでちとシワがよってますが。
さて、ここから最後の仕上げ、マジックテープを貼り付けたら完成です。



下のビニールシートは族の侵入に備えてます。