同じ時刻にレッスン(ボーカル)が入っていて、それでもチケットがとれたらレッスンはキャンセルやむなしと思っていたら、チケットはとれるし、レッスンも時間変更できて、行動してみるもんだな、と。
朝井まかてさんの講演会は久しぶり。今期の朝ドラのモデルを扱った小説『ボタニカ』を中心とした話。朝ドラは見てないけど、作品は読んでいたので興味深い話の数々だった。
読んでの感想として、なんてはた迷惑な人なんだ!と思っていたし、実際振り回された人もいるのだからそれはそうなんだろうけれども、60代や70代での屈託のない写真を見ると、天真爛漫さがひとを集めたのだな、と。
作品を書き終わったあとに分かったことも当然あるし、すべてを描き切れたわけじゃない。ちょうど、会場の登場者のひとりに繋がりが(遠いけど)あるひともおり、ドラマはあちこちに存在していて、作家というフィルターを通して作品になるには、事実を積み重ねたうえでの再構築が必要なわけで、一冊書き上げるまでの労力は計り知れない。
そして、サイン会つきとは知らなかった。その場で2月に出た最新刊を購入。
まかてさん「書いてるの?え、書いてない?なんで?」
…落語してたら書くほうまでなかなかです。書くなら新作落語やな(できるかい)