舞台の上に置く平台は先生の私物の持ち込み。
農作業用の平台を組み立てる。そして、バラす。
これが重労働。なんせ、本来は組み立てたらバラすものではない。
家から着てきた着物で汗をかきながらスパナと格闘すること一時間半で組み立て、バラしは一時間。
幕開けが合奏だったので位置の確認して、すぐさま開演。
と、その前に
長崎から今回はるばる唄方のお師匠様がやってきて下さったので設営の間に長崎で素人落語をしてる友達がいるなんて話をしていたら、じっとわたしの顔をご覧になり、「前に(落語にしに)来られてましたよね、顔に覚えがないます」
長崎で落語をした会場はそのお師匠様の勤め先だったので、びーどろ寄席をご覧になっていたようで。
ひーーーー。すごい偶然…。
最初はびっくりしたけど、わたしのことを覚えてはるんならきっとまっ茶さんのことも覚えてはるやろうなあ。そうやってわたしたちは誰かの生活人生とちょっとずつ絡んで生きているんやろうし、いまはもういないまっ茶さんの顔を覚えているひともいて、まだその人のなかではまっ茶さんは生きてるんやろうなぁなんてことを思って切なくも温かくもなる。
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