発表会でも言いましたが、長唄三味線をはじめたことから先生に、
「次のネタは寝床にしはったらええんちゃいますか」と言われ、一年かけてなんとなくあがった気がして、次のネタに行きたいと「青菜」に。
ちりとてちん杯の応募の時期になり、まだ「寝床」のネタ下ろしを終わってなかったもののネタがないので8分バージョンで応募したところが、先生に「まだ仕上がってないネタでコンテストに出るなんて」とお小言をくらう。
なお、予選がフルもショートも含めてはじめてのネタ下ろし。うふ。
一ヶ月前のお稽古でも(覚えてはいたけど)仕上がりが悪く、またまた受けた注意に逆ギレをし心がこもった「ああ、わしは素人じゃ!!」というセリフを発する。
そして、昨日は本番。直前のお稽古で云われたことを音源で聞きなおしながら会場に向かい、とにかく注意をされたところ直そうとそればっかり考えながら高座へ。
コロナ以降、大きい会場はなんどか機会があったものの30分近いネタはかなり久々。体力がもつのか心配して買った栄養ドリンクを飲むのも忘れてましたが、本番は落ち着いて(いつもよりは)丁寧にできたような気がします。それまでの流れもよくて、客席からあがる笑い声にも力をいただきました。
てか、上出来すぎて次もできるかどうかは分かりません。いろんなことの要素がかみ合いました。ありがたや、ありがたや。
祖父が田舎歌舞伎の役者、先祖代々寝床の家系の血筋、なんとか形にできてよかったです。