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車のナンバープレートの噺

2008年04月10日 | Weblog
横浜は今日朝から雨が降っています
この雨は今日一日、と言うより
明日の朝まで続くそうです

季節の変わり目は天気が不安定ですね

昨日、僕の隣に
沖縄 ナンバーの車が止まり、ナンバーをまじまじ見てしまいました

30年ほど前は、大阪ナンバーの色が
横浜とか、他のナンバーと色が違いましたよね

最近は、気にならなくなったので、同じ色になったのかもしれませんが・・・・
見かけないだけかな??

確か、白でも青っぽかった。です

白。と、一言で言っても千差万別

試しに、自分の周りにある、白い紙を何種類か出して並べてみてください

自分がこれこそが白だ!

という定義が揺らいでくると思います

でも、定義と言ったって、普通の生活ではその時々に
 白 が変わって、まったく問題ないと思います

洋服の白はこれ
壁の白はこれ
ノートの白はこれ
車の白はこれ

と。

絵の具や色鉛筆の白は・・・

作っているメーカーの白は、これ
これこそが、絵の具の白である!!

と、キット自負していることと思います

学生のときに使っていたポスターカラーは白だけでも何種類もありました


あれ、話題がそれました・・・・

雨がやみました・・・・
でも、またすぐに降り出すと思いますが・・・
つかの間の曇り空


ということで、書き出しからかなりの時間の経過がお分かりと思います

チョコチョコ、仕事の合間に打っています


そう、沖縄のナンバープレート

おかしいな・・・・
何か雰囲気が違う・・・。

と、よくよく見ると、字体がゴジック体

字の端っこが
 コ 
見たいに四角くなっているの・・・ 
(角ゴジック体)

横浜初め、普通のナンバープレートを見ると
 ⊃
のように丸くなっているの・・・
(丸ゴジック体)

だから、見慣れない感じがしたんだ!!

と、一人嬉しくなってしまいました

で、フト、なぜそうなったのか考えた・・・・・

角ゴジ と 丸ゴジ

どっちが楽か・・・・

筆で書くには、断然角ゴジ!

良い筆を持っていたら、一発で仕上がります

僕が学生のときに使っていた筆は
画材やさんの筆でとても高かった

普通にふたつやで売っている平筆の5~10倍した

その事を、直勝筆の社長さんに言ったら
筆なんて、いくらでも高いのが作れる

ただ、需要があるかだから。

といわれました。

やはり、習字の筆がメインの直勝筆さんです

ついでに書かせていただくと・・・・

日本は紙と木の文化、と言われます
両方に
筆と墨で書けます

でも、時には石にも字を描きます

石に彫るときは・・・・
僕は詳しく知りませんが、
きっと習字の払い、なんていうのは、ノミを抜くようにしてたたけばきれいな楷書体で彫れると思います

ところが、石の文化を持つヨーロッパ
イタリア、ギリシャ文字は

且 

のように、筆運びの終わりに棒が付きます

違うな


のように、初めと終わりだ!!
でも、終わりだけで話を進めます



この、棒のことを、セリフ といいます

石を彫っていき最後を ピシっと、揃えようとすると・・・・

あれ、幅が少し出ちゃった

本当は



にしたいのに



になっちゃった・・・・

と言ったかどうか、知りませんが、兎に角それで統一しちゃえ!!
見栄えもいいじゃん!!

と、セリフ体が出来た!!

と、見ていたようなことを東美の先生から教えていただきました


また、話がそれている・・・・

丸ゴジを書くには、筆でクルリン、
まあ、慣れればなんて事無いのですが・・・・。

では、ナンバープレートもそうでしょうか・・・・

これも、推測で申し上げるのですが
当たらずと言えども遠からず・・・・信じてください。

ナンバープレートはアルミの板です
これを、型にプレスして成型していると思います

鉄、アルミは叩けば延びる素晴らしい素材で
車のボディーもまっ平らな鉄板を両側から型に押し付けます

すると、その型になって出てきます

でも、いくら鉄類が叩けば延びる
型に入れてブニュッと押し付ければその形になる

と言っても、角はきつい

延びるにも限度があります

この、限界、型では出来ない限界を超えた名車 いすゞ117クーペ
これは、熟練工が一台一台手で叩き出した
だから、流麗で・・・・高かった

それを、一般的なプレスで作れるようなデザインにして
少し、安価にして出した・・・
僕も、欲しかった、あんな車

たしか、デザインはイタリアのジュージアーロ氏
ボディーのフレームはいすゞ フローリアン

デザイナーが違うだけでこんなに違う車が出来る物なのか!!

と、びっくりしました



アルミ缶を丸い棒で エイヤ! と、突いてもキット穴は開かないと思いますが
四角い棒で同じように エイヤ! と突けば穴が・・・
と言うより、四隅に穴が開くと思います

これは、角があったから、と言うより
角の部分の伸びが他の部分と比べて大きかったからです

同じように、ナンバープレートも角の立たない
丸ゴジック体にしたのだと思います

ひらがなはより複雑なカーブ、があるので
楷書体
にしたのだと愚考いたします



高知ナンバーだったかな
ひらがなの書体がチョット違いませんか??




では、なぜ沖縄は・・・・

47都道府県で一番最後に県になった沖縄県

1972年のこと

それより前からナンバープレートを作っていた他都道府県

その当時(戦後すぐ??)は、角ゴジック体を模りする技術がなかった??

イヤイヤ、戦後すぐは数字だけだった
その後、大きな普通乗用車には
3 の次に 今のように 4桁

でも、すぐに一杯になり

横浜は 神 の一文字に 3
その下に 数字 4桁

ひらがなは当初なかった

と、見てきたようなことを書き・・・
これじゃ東美の先生と同じだ・・・・

いくら僕でも、そんなに前から生きていません。
写真で見たことがあります・・・

いや、小学生のころ
わーーー珍しい!!

ナンバーだ!!

と、ツチノコを見つけたくらいの喜びで友達と大騒ぎしたことがありました




でも、1972年には確立していた

でも、ナンバープレートの様式は変えない

と言う、スタンスは今も変わらない

以前、5ナンバーが一杯になったとき
アメリカのように様式を変えよう
と言う、話も出たようだが、拒み・・・・

苦肉の 7 ナンバー
それでも、足りなくなりそうになり
横浜 ○○○
と、数字を三桁にしてしまった

様式を変えることに頑なに拒否し続ける運輸省

で、沖縄は新技術を持って角ゴジになった!!
と、断定する僕であった。


コメント
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