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消せる?消える?ボールペン

2008年04月11日 | Weblog
横浜は今日朝から・・・
と言うより、僕が起きたときは晴れていました

一体、いつ雨が上がったのでしょうか??


何年前でしょうか、僕の記憶が正しければ・・・

もう、2~30年前・・・
って、10年も間がありますが

消せるボールペン

確か・・・と、不確かなことを書くことをお許しください

三菱鉛筆さんがペーパー何とかという、アメリカの商品を売り出したのが最初だと思います
というか、ふたつや文具ではこれが初めです

水色の軸で・・・

キャップの頭に消しゴムが付いていて

で、メーカーの人に何故消せるのか訊きました

すると、インクが紙に浸み込むまで 1日 かかる
その、浸み込む前なら消しゴムで消せる。

と言うような、説明でした





・・・・時が過ぎ・・・・


色々なタイプの消せるボールペンが世に出ました

いつまで経っても紙にインクが浸み込まないもの・・
このタイプは、インクが紙の上に乗っかりっぱなしなのでいつまでも消しゴムで消すことが出来ます

最近出たのが
化学反応でインクの色が文字通り消える

このタイプは、消す

のではなく

消える
物です、

消えたものは、また出てくるのです

マジックでも消えたままなら手品にならない
人が見えないところまで投げ捨てちゃえば良いのだから・・・

消しゴムの摩擦熱で字が消え
冷蔵庫で冷やすと字が出る


ここで、おじさんは考える・・・

これって、文明の進化なのでしょうか?

おじさんとしては
間違えたら、二重線引っ張って 訂正印 を捺印するのが正しい

と、思ってしまいます



古来?もう、僕が物心付いたころから、
我が家 
ふたつや文具にはインク消し
なるものが、あった
今ではありえない商品名 くろんぼ 印
だったかな

一液製の物と
二液製の物があり

当然 二液性のものが高価でした

この、インク消し、当然ボールペンのインクは消えず
万年筆のインク消しでした

もう、20年くらい前でしょうか、ボールペン用のインク消しも出ましたが


黒インクを消すときは、黒の中の黄色が多少残るような感じでした

以前、公文書。は万年筆で書くものでした
それも、大体が青インク


ですから、ボールペンも青インクが主流でした

それが、いつ頃だろう

三菱鉛筆さんのコマーシャルで
北島三郎さんが
これでも30円真っ黒けのけ♪

という、コマーシャルをやったころ??

と言うより、世の中が、黒のボールペンを欲し出したからこのコマーシャルが出たのでしょうから
この、少し前なのでしょうか

この、コマーシャルを深読みすると

黒のボールペンはこれ以前は真っ黒に書けなかったのでしょうか?

昨日、ここで白に色々な種類がある

と、書かせていただきましたが

実は、黒にも色々あるんですね

その話は後日


そういえば
確か・・・・又か

チョット、灰色っぽかったです

青は、色々なメーカーで藍色に近い青から
薄い鮮やかな青まで
色々な色が・・・・

今でも、メーカーによって青はかなりの差があります


そうか、先のコマーシャルのころかな?
三菱鉛筆の会社に行くと

ボールペンでも目指せ日本一

と、いたるところに書かれていました
当然、でも、のすでに日本一だったのは 鉛筆なのは言うまでもありません


僕が学生のころ、まだ万年筆は青が主流でした

父からもらった万年筆に黒のインクを入れたくて・・・・
父に黒のインクを頂戴
というと、黒は石の成分が多いからすぐに詰まる
だから、インクを入れ替える度にペン先をぬるま湯で洗った方が良い
と、教えられました

ボールペンはボールとそれを受ける円錐の部分の隙間が命

よく、インクがあるのに書けなくなる
と言うのは、この部分に傷が付き空気が入るからだそうです

ですから、ペンを寝かせて書く人の方が
途中で書けなくなることが多いようです


立てて書いても、石の成分が粗いと、
そのことで傷が付き途中で書けなくなる事があったのでしょうか?

だから、青インクが主流だったのでしょうか?


僕は、今でも青インクが好きです
皆が黒を使っているからかな??

と言うより、以前は印刷物も黒ではなく
藍色、とか、真っ黒ではなかった気がします

そこに、黒インクで書けば、何処を書き足したのか
自筆は何処なのか一目瞭然ですが

いま、コピーは全て黒
以前はコピーと言えば青焼きと呼ばれる写真製版の一種でした
が、今、印刷物はほとんど黒印刷
そこに、黒で書くと・・・・

何処に何を書いたか良く分かりません

訂正箇所を黒で書いたら、訂正箇所を探すより大変かもしれません



ですから、ふたつやで表を印刷するときには
青インクにしますか?

と、お客様に伺っています

話が、またそれていますね



公文書は鉛筆では駄目

理由は・・・・
消えるから?
消せるから?

正解を知りませんが、ほって置いても鉛筆は消えはしない
だから
消せるから。
が、正解だと思います



インクが一日経つと消せないボールペン
は、僕としては許せます

いつまで経っても消せるボールペンは
鉛筆となんら変わらない・・・

ましてや、温度変化で
まるで、あぶり出しのようなペンが世にあって良いのだろうか??

別に、メーカーさんに喧嘩を売っているのではないのですが



公文書を、受け取る人は
ボールペンで書かれた物は全て、修正が出来ない

と言う、認識は捨てなければならないし
消せるかどうか、一枚づつ検査しないと・・・
油性インクで書きなさい
と言う、但し書きをつけるかしないと・・・・


世の中が変わっていく以上
ひとつの、旧態然とした書類の受け渡しは怖いですね


そういえば歴史の浅いアメリカ合衆国では
記念のものを増やすために一つの調印に何種類ものペンで書き
たとえば・・・・
サンフランシスコ講和条約に使ったペン
と言うのが、沢山できるようにしてあるそうです


歴史が浅く・・・200年チョット

深みよりも幅で記念のものを量産?しているそうです

 
サンフランシスコ講和条約
に、当時の吉田茂総理大臣が
署名したのが、このペンテルのフエルトペン
これに、サインしたから
サインペン
とした

と言う話を、まことしやかに聴いたことがありますが
事の真意は・・・・
ぺんてるさんのカタログにも書いてないな・・・・

また、調べてみます。

コメント (1)
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