文化庁のサイトで提供されている「改訂常用漢字表」のPDFファイルを参考に、主に読みの追加された文字などをまとめてみました。
高校までの教科書では、振り仮名が無ければ「常用漢字表・付表」にある読みを採用しますので、一般書のようにどちらにしようか?なんて迷わずに済んだのですが、「わたし」が追加されたことでこれからは「私」の読みの意見調整に悩まされそうです。
名詞の例:
粋(いき)、要(かなめ)、旬(シュン)、類い(たぐい)、館(やかた)、私(わたし)
動詞の例:
癒える・癒やす(いえる・いやす)、逝く(いく)、関わる(かかわる)、描く(かく)、鑑みる(かんがみる)、応える(こたえる)、混む(こむ)、創る(つくる)、臭う(におう)、育む(はぐくむ)、放る(ほうる)、委ねる(ゆだねる)、
形容詞・形容動詞の例:
全て(すべて)
その他:
「遺言」は,「イゴン」とも。
「奥義」は,「おくギ」とも。
「臆説」,「臆測」は,「憶説」,「憶測」とも書く。
「各々」とも書く。
「堪能」は、「タンノウ」とも。
「免れる」は、「まぬがれる」とも。
「吉日」は,「キツジツ」とも。
「兄弟」は,「ケイテイ」と読むこともある。
「隙間」は,「透き間」とも書く。
「甲板」は,「コウハン」とも。
「合点」は,「ガテン」とも。
「昆布」は,「コブ」とも。
「混み合う」,「人混み」は,「込み合う」,「人込み」とも書く。
「紺屋」は,「コウや」とも。
「詩歌」は,「シイカ」とも。
「七日」は,「なぬか」とも。
誤りや抜けているものなどお気づきの個所がありましたら、お知らせいただけるとありがたいです。
テキストデータを作り、検索用アプリ「QGREP32」で検索データとして使用しておりますので。