好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

ビックリの投了図(第60期王位戦挑戦者決定リーグ紅組)

2019-05-04 12:37:57 | 将棋
 5月1日に行われた、第60期王位戦挑戦者決定リーグ紅組・木村一基九段VS菅井竜也七段戦の棋譜を見て、その317手という長手数に絶句!! そして、ソフトで解析して、投了図を見てまたまた絶句!!

 

 先後の玉がともに入玉しそこには敵陣の駒は1枚も無く、更に銀1枚以外すべての駒が敵の陣中にありきれいに二手に分かれている。 どうしてこうなった? こんなの見たことない!! AbemaTvで中継していたようですが、見ていた人たちは面白かったでしょうねぇ~!! 見逃してしまい非常に残念です!!





 あまりの長手数に、ソフトの画像も1画面では表示しきれず2つになってしまいました。

 将棋DBのコメントによると、この対局は持将棋ではないとのことです。
 持将棋が成立する条件として、先手・後手ともに入玉した場合は、先手・後手ともに24点以上であることと、両者が合意した場合、というのがあるようで、今回は▲32点△22点でこの条件を満たしていなかったらしいです。

 飛車(5点)
 角(5点)
 王(0点)
 その他の駒(1点)

 両者ともによくここまで粘られたものとその精神力に感嘆!! あるイベントで木村九段が「500手を目指します」と言って会場の笑いを誘ったとのことですが、この対局があったからだったのですね。
 木村九段は解説を聞いていても楽しいし、先日の人間将棋では、対局者の動いていない駒を取って動かしてあげるという気遣いもあり、なかなかの人物のようです。
 今後の対局・解説が楽しみです!!

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