南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

天地人 第6回 「いざ、初陣」

2009年02月08日 | 天地人
2月14日、南魚沼雪まつりに、与六役・加藤清史郎くんと喜平次役・溝口琢矢くんが登場する
そうです。時間は午後3時。

きょうは、第6回 「いざ、初陣」。
原作に沿ってドラマは展開されたが、どうもお腹いっぱいにならない。
何か物足りない印象の回、初陣が叶った兼続が戦場で遭遇する戦、要するに人殺し、侵略、
その容赦ない理不尽さを目の当たりにして苦しむ兼続が描かれる、重要な回だったのだが。
多くの登場人物やエピソードを詰め込みすぎて、シナリオが散漫、演出が単調でメリハリが
ない。だから、今回はこのシーンがヤマというものが感じられなかった。
スポットライトを使う舞台のような演出は、古くさく感じてしまった。

兼続をもう少し重く描くシナリオにしてほしいと思った。
今回も「申し訳ございませぬ」と相変わらずの泣き顔が兼続のイメージになってしまった。
まだ17歳なのだから仕方ないのかもしれないし、今後の成長ぶりとの対比を際だたせたい意図なの
かもしれないが・・・、原作の持つ兼続の良い部分があまり伝わってこない。
今後に期待したい。


さて今回のMVP・・・直江景綱

悩む兼続に酒を進めながら、戦が怖いと吐露するシーン、今回の最も良かったところ、宍戸錠さん、
あまり目立ちませんが役にはまっています。
安心してみていられます。
御屋方様も家臣団も上杉家全てを知り尽くした良き老将を好演。

2位 上杉景勝

兼続を理解している故の「たわけ!」に。
今回の北村・景勝、目立ってましたね。こんな景勝がいい。

3位 「天地人紀行 南魚沼市」「樺沢城趾」に。

樺沢城趾は気軽に行ける場所だし、標高は低いが眺望が素晴らしいし、往時の山城や城下が
思い浮かぶような場所、牧之通りも出てました。

「初音が七尾に登場するシーンや信長登場シーン」は、いれるならもう少し内容を考えてもらいたい。
なくても良かったように思う。

上田庄兼続の実家での家族のシーンは、もう少し戦場での兼続の苦悩がうまく描かれていれば、
もっと印象深かいものになったのではないか。
アイデアはいいんだが・・演出の問題かな?

あと欲をいえば、ロケでの撮影を多く観たい。スタジオ撮影ばかりで・・。

さて、来週は 第7回 「母の願い」  、次回は個人的に期待の大きい回となる。