南魚沼~わが故郷から~

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大雪 2 ・・きょうは遠かった長岡市

2012年01月28日 | Weblog
■ 長岡は遠かった・・でも帰りは近かった

きょう長岡市の病院に入院中の母の状況確認に出向いた。
いつもは1時間少しで到着するのだが、2時間近くかかった。
関越道での平均時速は、途中除雪車が前を走っていたので、60kmくらいだっただろうか。
トイレ休憩で立ち寄った川口SAもいつもと違い閑散としていた。
小千谷あたりから雪もやんで、軽快に走れたのだが、関越道の雪の壁はとても高く感じたし、
長岡市の積雪量も多く、1m以上あるように思えた(?)。

パーキンソン病で肺炎を発症し、今週はじめ厳しい状態にあった母は、顔色も良くなって
落ち着いた状態のようだった。
私の顔を見て名前を言ってくれたので、こちらも安心した。

手袋をはめた手が良く動く。
話しかけると、こたえが返ってくる。
でも当の本人の話を聴くと、昔の楽しかりし日々を彷徨っているようでもあった。
いろんな名前が出てくる・・目の前にいないのに。
妻と聴きながら、たぶん人生で一番良かったときにいるんだよね、と話した。
ホッとして嬉しかった。

年を取ること、そして、いつかは存在しなくなるということ、きわめて当たり前のことだが。
ひとりの人間がいなくなった後、その人のことを知る人間が、その面影を抱いて生きる時間、
たぶんそれまでが「そのひとの人生」なのだろう。

孫は祖父母の面影を知っているが、その子どもは知らない。
そして孫もいなくなれば、完全に忘れ去られるということだ・・いかなる偉大な、或いは平凡な
人間でも。

そんなしょうもないことを思いながら・・、
真面目に生きよう!(^^;)


■ 中島みゆき『ヘッドライト・テールライト』

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