南魚沼~わが故郷から~

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社会厚生委員会 管外視察報告 1/4

2014年08月06日 | 議会
7月28日から30日にかけて実施された社会厚生委員会の管外視察について4部に分けて報告します。
なお、報告は(所感)に限定して簡略な内容にしました。
他に、報告すべき内容があれば、コメント欄で補完して頂きたいと思います。

1.伊達市 障がい者地域生活支援について

(所感)
 昭和43年8月北海道立の知的障がい者施設『太陽の園』の設立に始まる歴史ある取組み。
長い歴史の中で培われた多くのノウハウを持ち、地域住民の理解に基づく『生涯にわたる支援』を
目標としており、生活の場の確保、就労の場の保証・地域企業の支援など、伊達市を形づくる。

 全国的にも最先端の障がい者支援体制を有するものとして、大きく評価されるべき。
地域社会の障がい者への一貫した支援体制は、見習うべきものがあると思えた。
以下は、視察の中で伊達市の状況をみて、今後南魚沼市における課題として挙げてみました。

①地域社会の障がい者への理解と受入
 障がい者もともに地域社会の一員であるとの認識が一般的になるかどうか。

②就労支援体制の整備
 ともに地域社会を構成するメンバー、仲間として、就労の場や仕事をつくり出し、確保していこう
 という考えが一般的になるかどうか。
 公共施設としての就労の場、仕事をつくる場という構想と民間企業の考えも重要である。

③支援組織の整備・育成
 伊達市での各組織は行政やNPOで、身分保障や報酬もしっかりしているようである。
 ボランティアでは限界があり、どのように人材を確保し、養成していくかという課題とともに、
 組織の活動費用、管理運営の課題も多い。