今年の冬は雪が多い。
カマキリ博士の積雪予想では2.5mとの話をずいぶん前に聞いたが、既に2mの積雪があるのであと0.5mはいくの
かもしれない。
以前は毎年のようにこれくらいの積雪があったが、近年は暖冬による少雪の冬が多い。
積雪の多い地域だけに道路除雪は、地域住民の生活には大切な行政の仕事だが、降雪のバラツキが大きく、
財政的な厳しさもあって対応は難しいようだ。
市内の各地区からの「消雪パイプ敷設」の要望は多いが、現実的に新規敷設は難しい。
そんな中、市は「地元施行」で消雪井戸を掘削し、パイプは市が公共事業で敷設するという事業を行って
いるが、人気は高いようだ。
この事業は、地元地区が業者対応など井戸掘削工事を実施し、掘削工事費用の30%もしくは300万円を限度として、
市が補助金を出すという仕組みだ。
地元が掘削した井戸を市に寄付採納し市の管理として、井戸掘削の翌年パイプを市が公共工事で敷設する
という手順、年間2~3件を目処に予算が組まれている。
しかし、市からの補助は上記を限度としているので、当然だが地元負担が発生する。
費用負担や工事関係の手続き等の手間は覚悟しなければならないが、余程の大きな公共工事で「消雪パイプ」が
必要でない限り、この事業によらなければ「消雪パイプ」は敷設することができない。
要望の多い消雪パイプだが、その管理も地元には必要だ。
完全に道路上の雪を消すことができないので、消えずに残った雪は処理しなければならない。
降雪が多い冬だと地元負担となる電気料金も多額になる。
長い間には井戸の修復や再掘削、ポンプの入替、パイプの修復や入替が必要になる。
これらの事業は市の公共事業で行われるが、地元負担も当然だが発生する。
そうした状況で、道路沿線に家屋が少ない屋混みでない地区から「消雪パイプの廃止」を申請する例もある
とのことだ。
市街地の通りで道路の雪のやり場のない地域なら、「消雪パイプ」の効果は大きいが、通りに家屋が少ない
地区では「機械除雪」のほうが合っているのかもしれない。
今年のように短期間に多量の降雪があると、道路除雪を行う業者は、機械除雪部分を除雪した後、消雪パイプ
敷設道路の消えずに残った雪を除雪しなければならない。
これは住民としては有り難いことなのだが、複雑な思いもある。
下は機械除雪の市道と消雪パイプの市道の写真だが、道路上の雪の状態はかなり違う。
機械除雪は一定の積雪がないと行われないし、時間も決まっている。
消雪パイプは24時間態勢で、降雪があれば自動的に動いてくれる。
消雪パイプが便利であることは誰もが認めるところだが、長期間のコスト比較や消えずに残る雪処理など
本来地元の管理に委ねられていることを考えてみるのもいいかもしれない。
カマキリ博士の積雪予想では2.5mとの話をずいぶん前に聞いたが、既に2mの積雪があるのであと0.5mはいくの
かもしれない。
以前は毎年のようにこれくらいの積雪があったが、近年は暖冬による少雪の冬が多い。
積雪の多い地域だけに道路除雪は、地域住民の生活には大切な行政の仕事だが、降雪のバラツキが大きく、
財政的な厳しさもあって対応は難しいようだ。
市内の各地区からの「消雪パイプ敷設」の要望は多いが、現実的に新規敷設は難しい。
そんな中、市は「地元施行」で消雪井戸を掘削し、パイプは市が公共事業で敷設するという事業を行って
いるが、人気は高いようだ。
この事業は、地元地区が業者対応など井戸掘削工事を実施し、掘削工事費用の30%もしくは300万円を限度として、
市が補助金を出すという仕組みだ。
地元が掘削した井戸を市に寄付採納し市の管理として、井戸掘削の翌年パイプを市が公共工事で敷設する
という手順、年間2~3件を目処に予算が組まれている。
しかし、市からの補助は上記を限度としているので、当然だが地元負担が発生する。
費用負担や工事関係の手続き等の手間は覚悟しなければならないが、余程の大きな公共工事で「消雪パイプ」が
必要でない限り、この事業によらなければ「消雪パイプ」は敷設することができない。
要望の多い消雪パイプだが、その管理も地元には必要だ。
完全に道路上の雪を消すことができないので、消えずに残った雪は処理しなければならない。
降雪が多い冬だと地元負担となる電気料金も多額になる。
長い間には井戸の修復や再掘削、ポンプの入替、パイプの修復や入替が必要になる。
これらの事業は市の公共事業で行われるが、地元負担も当然だが発生する。
そうした状況で、道路沿線に家屋が少ない屋混みでない地区から「消雪パイプの廃止」を申請する例もある
とのことだ。
市街地の通りで道路の雪のやり場のない地域なら、「消雪パイプ」の効果は大きいが、通りに家屋が少ない
地区では「機械除雪」のほうが合っているのかもしれない。
今年のように短期間に多量の降雪があると、道路除雪を行う業者は、機械除雪部分を除雪した後、消雪パイプ
敷設道路の消えずに残った雪を除雪しなければならない。
これは住民としては有り難いことなのだが、複雑な思いもある。
下は機械除雪の市道と消雪パイプの市道の写真だが、道路上の雪の状態はかなり違う。
機械除雪は一定の積雪がないと行われないし、時間も決まっている。
消雪パイプは24時間態勢で、降雪があれば自動的に動いてくれる。
消雪パイプが便利であることは誰もが認めるところだが、長期間のコスト比較や消えずに残る雪処理など
本来地元の管理に委ねられていることを考えてみるのもいいかもしれない。
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