南魚沼~わが故郷から~

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地域医療連携ネットワーク

2013年02月13日 | 医療・福祉
■市民の健診データは必要ないの?

魚沼基幹病院(仮称)を中心に魚沼地区にある医療機関のデータベースを結ぶ医療連携ネットワークに期待する
ものは大きい。患者さんの加療履歴を共有できることは、患者さんにとっては、いちいち紹介をお願いして
自分で動かなくても、医療機関の連携で必要な治療を受けることができるようになるし、多忙な医療機関か
らも省力化が期待できよう。

医療連携ネットワークについて、2月5日の医療対策室を迎えての会派勉強会でも勉強させて頂いた。
その中で出された問題だが・・・。

各種の健康診断や健診データも必要ではないの?

保健課に聴いた・・重要な課題です。しかし他の健保組合が実施した健診データはありません。・・というような
こたえ。

現在市には国民健康保険加入者で、市が行った健診データしかありません。
市立病院で実施した人間ドックや健診データは確保できるとしても、国保以外の健康保険組合で実施したデータは
入りません。なんとも中途半端。

市では様々な市民のための健康維持や病気予防のための事業を展開しているが、最も重要な市民の健診データすら完全に入手して
管理できていない・・・。いやできない。
それでまともな市民の健康管理などできるのだろうか?
各健康保険組合の仕事といえばそれまでだが、どうにも納得できない。
健診データくらい健保組合の壁を越えて共有できないのか?

データベースがもしも漏洩されて悪用されたら?

その心配はもっともだが、そんなことを心配していたらIT活用なんて進まない。
漏洩できない、漏洩されない「完璧な」仕組みなど存在しない。都度ベストを尽くすしかない。
また仮に漏洩された場合、市民にどんな問題や災難が降りかかるのかも検討し、防御策も検討しておかねばならないだろう。
「この頃、やたらに高血圧に効くとか言う健康食品のセールスやDMが来るな・・まてよ?」そんなことも起こりうるかも知れない。
しかし、そんな「危険な」社会の動向にも注視して、自己防御していくのも市民の努めかも知れない。
第一、今は多くの医療機関で患者データをコンピュータ管理しているとも思うのである。

以上、ネットワークの課題と思えたので簡潔に報告。

素朴な疑問・・この連携ネットワークに市(保健課)も入るんだよね ?

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