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各市長候補に望む 医療・福祉・・一市議の願い

2012年09月12日 | 医療・福祉
■ 市長候補に望む 

 法律上不可能に近いことはわかっていても、市立病院を持つ自治体の首長に「なんとかならんか」
 という課題の話です。
 「地域医療」最大の問題かも知れません。
 
①市民が一番困っているのが、療養病床の問題です。
 例えば、回復が困難な重度の脳疾患などの病気で急性期を脱して療養病床に移行する患者の問題。
 退院後、在宅療養が無理な患者は療養病床を探す。市内の病院のベッド数は限られている。
 みつけても医療型、介護型いずれのベッドも非常に高額。かなりの出費になる。
 そして入院期間は長くて3ヶ月、入院が決まったら次に移る病院を患者の家族は決めておかねばならない。
 そして特養施設が空き入所ができるまで、在宅介護か療養病床の生活が続く。

 そういう法制度だから仕方がないじゃないか、頑張って療養病床を探しましょう。
 といっても、月に十数万円も払い続ける側にしてみれば、大変なことはいうまでもない。
 国民皆保険は世界に誇れる制度だが、高い保険料を払い続け、病気になれば行くところもままならない。
 介護保険料も医療兼保険料も払っていても、実際に使う場面になれば、高額な入院費用を負担しなければ
 ならない。
 療養病床、終末期医療の充実・・これだと思う。

 人生最後に近い場面を、誰でも心労も経済的な苦労もしないで迎えられる、そんな自治体で
 ありたいものだ。


②かろうじて医療保険も介護保険も制度は維持されているが、問題部分は多くあると思う。
 では素人が考える(核心的)問題の部分・・。
 医療保険・・保険組合が多すぎる。国民健康保険だけでも全国には1800あるそうだ。企業内保険組合に
       地域的な健康保険組合、企業連合保険組合、全国に4000を超える健保があるそうだ。
       まず初めに統合し、合理化せよ。それでかなりの費用削減になる・・でしょう。

 介護保険・・施設の種類が多くてよくわからない。
       利用者サイドから見れば、施設の種類は関係ない。要は入所させてもらって、適切な介護
       をしてもらうことが大事なのだ。
       入り口は一つでよい、中での介護サービスの内容を分ける・・そうした施設がよい。
       今のような介護施設の作り方は非効率、小規模・デラックス・・運営費用もかさみ介護保険料を
       高額にするだけではないだろうか?
       
素人目で思うことを2項目、もちろん法制度の壁があるが、自治体でできる範囲の改善を望みたい。
「そうすることを目指す」という考えを示してほしいと思う。
                              以上、思いつくまま・・。  

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