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ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

レス・ビンクス逝去。ご冥福をお祈りいたします。

2025-04-19 06:30:37 | judas priest
Exciter (Live)

ジューダス・プリーストの元ドラマー、レス・ビンクスが天に旅立ってしまいました。73才でした。一時は、ジューダスを離れたKKダウニングのバンドで活動する話もあっただけに、残念です。
後任ドラマーであったデイブ・ホランドがすでに2018年に69才で亡くなっていることを考えると、全盛期をつくりあげた2名のドラマーが逝ってしまったというのは何ともはや・・・。

レス・ビンクスといえば、やはり「エキサイター」でしょう。
まだ、スラッシュ・メタルというものが全く世の中にない時代、この高速の曲は当時のハード・ロック・ファンに衝撃を与えました。
その高速の曲を支えたドラマーがレス・ビンクス。
紛れもなく、テクニシャンだったと思います。
ゲスト・ドラマーだったスーパー・ドラマーのサイモン・フィリップスの後を見事に引き継ぎました。
この曲を聴きながら、70年代の若き彼らの活躍を思い出したいと思います。
スタジオ盤よりライブの方が、彼のドラムのすごさがわかる気がします。
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FOGHAT - Honey Hush (Live) 1977

2025-03-02 17:07:23 | ハード・ブギ
FOGHAT - Honey Hush (Live)

友人のK君からのリクエストです。
フォガットです。この曲はライブがかっこいいので、1977年発表のライブ盤からですね。

この曲はカバーなのですが、なかなか説明が難しい流れです。
私は最初(高校時代)、これは、ヤードバーズの「トレイン・ケプト・ローリン(映画「欲望」の中では、「ストロール・オン」となってます。使用許可が下りなかったため。)」のカバーだろ?歌詞を変えたんだろ?などとヤードバーズの曲がオリジナルかと思ってました。
ところが、ヤードバーズの「トレイン・ケプト・ア・ローリン」もカバーで、原曲は1951年にタイニー・ブラッドショウが歌ったジャンプ・ブルースが
オリジナルのようです。全く同じ曲に聞こえないので、紹介しません。興味がある人はYouTubeを見てください。
これを1956年にジョニー・バーネットがロカビリー・ヴァージョンでカヴァーしています。かなりヤードバーズに近づいていますが、あのリフがない?
ところが、この曲のシングルのB面が「ハニー・ハッシュ」という1953年にビッグ・ジョー・ターナーが発表したジャンプ・ブルースのカバーでした。
それを聴いてみると、あれっ?このリフって、ヤードバーズの「トレイン・ケプト・ローリン」のリフじゃない?ってことになります。
Johnny Burnette & the Rock 'n Roll Trio : Honey Hush  

つまり、ヤードバーズはカバーするときに、リフだけは、B面の曲のものを拝借したということなんですね。2曲を合体させてしまったという感じしょうか。その上でリフをだいぶ改変してますね。

そして、今回の主役フォガットは、直接「ハニー・ハッシュ」をカバーしたのですが、カバーにあたって、ヤードバーズを参考にしているようなのです。
複雑です。

さて、もう一曲聴きましょう。
彼らがあのサヴォイ・ブラウンのメンバーだったことがわかる曲です。あのマディ・ウォータースのカヴァーですねー。やはりブルースに根をもつバンドです。派手にロックに代えてしまうのが好みですけど(笑)

I Just Want to Make Love to You (Live) (2016 Remaster)

フォガットはまだ健在のようです。
何と、ドラマーのロジャー・アールがまだいます。
唯一のオリジナルメンバーですね。そして、彼はサヴォイ・ブラウンの生き残りでもあります。
歴史を感じます。

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ギターの切れが命!引き込まれる不思議なドライブ感覚。She Does It Right / Dr Feelgood

2025-02-23 16:12:03 | ブリティッシュロック
She Does It Right (2006 Remaster)

友人のK君からリクエストがあり、久々にドクター・フィールグッドの登場です。今回は2026年リマスターサウンドで、音がいいです。

それにしても、「ドクター・フィールグッド」という言葉は、80年代以降のロック・ファンの間では、やはり、モトリー・クルーの作品のイメージが強いと思われます。
しかしながら私のような70年代からのファンだと、やっぱりこのバンドのことなんですよねー。世代のギャップを感じます(笑)。
ちなみに、、「ドクター・フィールグッド」はヘロインそのものをさしたり、違法薬物を処方する医者を指すようで、まさに当時のロックっぽい言葉です。

このバンドは、やはりギター・バンドですね。タイプは違うけど、ウイルコ・ジョンソンの独特なギターはストイックかつパワフルで、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーと同様のオリジナリティを感じます。
とにかく、主張がすごい。並みのギタリストとは違う凄みを感じるカッティングですね。
She Does It Right はクセになるドライブ感とギターの切れ味が魅力的です。
何回も繰り返して聴きたくなる不思議なリフにパワーを感じます。ポップでなくても、音楽ファンの心をわしづかみにする曲だと思います。

[Get Your Kicks On] Route 66 [2006 Remaster]

Route 66も好きな曲です。普通のロックンロールのようで、そうではないというアクの強さがあります。ドラムのノリも実に気持ちいい。
このバンドのリズムの切れのよさは、天下一品ですね。


Looking Back (2002 Remaster)  
この曲でも、ギターが暴れてますね。やはり普通の様で普通でないギターのセンス。曲自体は普通のロックンロールなのに、このバンドだから、輝いているという曲です。




ドクター・フィールグッド。
やはり、イギリスだから出て来たバンドですね。
パーティー、パーティーと言った感じの明るいアメリカン・ロックと違って、職人的で、無骨で、ロックン・ロールを究めるんだと言った感じの求道者的なバンド。
渋いカッコよさが溢れています。


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マイク・ポートノイ復帰 新作発表 Dream Theater - Midnight Messiah (Official Video)

2025-02-02 09:34:38 | プログ・メタル
Dream Theater - Midnight Messiah (Official Video)

オリジナル・ドラマーのマイク・ポートノイ復帰ということでの話題作『PARASOMNIA』 です。2月7日発売です。
ちなみに、ブログ仲間のたいぴろさんが大好きなバンドです。

その中から先行公開されている力作「ミッドナイト・メッサイア」を取り上げます。

どこをどう切っても完璧にドリーム・シアターですね。ハードなリフの部分になるとメタリカっぽくなるのも彼ららしい。
マイクが復帰ということで、何となくドリーム・シアターらしい曲づくりにこだわった感じもします。
この1曲を聴くだけでも、ドリーム・シアターの世界観をかなり味わえるすごい曲かと思います。

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逝ってしまった。John Sykes - Don't Hurt Me This Way (Please Don't Leave Me '97)

2025-01-22 21:34:53 | ギタリスト
John Sykes - Don't Hurt Me This Way (Please Don't Leave Me '97)

フィル・リノットがいた当時のシン・リジィの末期を盛り上げ、
ホワイト・スネイクというバンドをメジャーに引き上げたギタリスト、
ジョン・サイクスが逝ってしまった。
享年65才、死因はガンだそうだ。
エディ・ヴァン・ヘイレン同様、早すぎる。

21世紀になってからは、新作は2000年のソロ作品と、2004年のライブ作品のみ。
何故かわからないが、あれだけ人気者なのに、作品を出さなかった。
マネジメント上の問題なのか?
新作が待たれていたのだが・・・

この曲を聴きながら、彼を偲びたい。
すでに亡くなっていたフィル・リノットの音源を使用してリメイクした作品である。
彼は、メタリックなギタリストでありながら、バラードも大得意だった。
ギターを弾くだけでなく、歌うこともできた。
才能に溢れていたのに、21世紀になってからは活躍の舞台が少なかったような気がする。

ご冥福をお祈りいたします。
合掌

コメント (2)
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