ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

ピート・シンフィールド(Peter Sinfield)逝く King Crimson - Epitaph

2024-11-16 05:41:41 | プログレ
享年80才。2024年11月14日逝去。

クラプトンの80才武道館公演が発表されたばかりですが、まだ元気な人もいれば、旅立つ人もいるということです。
ステージで活躍した人ではなかったのですが、70年代のロックを夢中になって聴いていたファンにとっては、やはりロック・ヒーローでした。
合掌・・・

ピート・シンフィールドと言えば、キング・クリムゾンですね。
作詞を担当しているだけなのに、メンバーの一人として名前を連ねているというところが、70年代当時かっこいいと思ったものです。
だって、ほかにそんな人はいませんでしたからね。

そして、クリムゾンの名曲と言えば、やはりこれ、「エピタフ」。
叙情的なメロディとソフトで豪華なアレンジが日本人に人気の曲です。
この印象的な曲は当時ヴォーカル担当だったグレッグ・レイクにとっても大事な曲だったようで、ソロになってLIVEで歌ってました。

confusion will be my epitph・・・・
混乱、それが私の墓碑銘になるだろう・・・

この歌詞は実に耳に残ります。

この曲が発表されたときは東西冷戦の時代。
この曲の歌詞はその時代の空気を強く反映しているようです。
それから、雪解け、ベルリンの崩壊を経て、再び冷戦と同じような戦争の時代となった現在の世界情勢。
作詞したピートは亡くなる直前、どう思っていたのでしょうか?

King Crimson - Epitaph (Including "March For No Reason" and "Tomorrow And Tomorrow")



全然知らなかったんですが、彼は、セリーヌ・ディオンのヒット曲の歌詞も手掛けてたんですね。よく知らないのですが、アイヴァー・ノヴェロ賞の最優秀楽曲賞(音楽および歌詞)を受賞したそうです。

Céline Dion - Think Twice (from The Colour of My Love Concert - 1993)


歌詞という、ほかのロック・スターとは違った面で、世界中のロック・ファンに一目置かれたピート。
クリムゾンの初期メンバーとして名を連ねることができたことは、かなり大きなことだったと思います。
ロックの黎明期の巨人の一人でした。
安らかに・・・

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1976年、日本のハード・ロッ... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。