ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

早くもセカンド・アルバムが楽しみ!Tuk Smith & The Restless Hearts- Little Renegade

2024-05-26 14:28:16 | メロディアスハード
昨年末に、日本デビューして、洋楽マスコミと80年代洋楽ファンが色めきたったのが、このバンド、タック・スミス&ザ・レストレスハーツ。
余韻が残る中、早くも3月、4月と強烈な新曲を発表しました。

まずは4月に発表されたこの曲「 Little Renegade」。
まあ、まるでチープ・トリックです。
1970年代後期だったら、メガヒットですね!
当時だったら武道館が女の子でいっぱいになるかもしれない(笑)
さすがに、2024年の今は、大衆の音楽傾向を考えると、かつてロック少女だった50代、60代の元気な女性が、「青春が取り戻せる!」とこのバンドに夢中になるのがいいところかもしれないけど(笑)

まあ、中高年男性も青春がよみがえってきます。ほんとに懐かしい感じ。
チープ・トリック、シン・リジィ、そしてボン・ジョビ的なメロディ展開ですね。レコード会社がかなり力を入れているし、メタル専門誌「バーン」もかなり評価していますけど、時代が変遷しているので、どこまで売れるか?
でも、応援したくなります。

Tuk Smith & The Restless Hearts- Little Renegade (Visualizer)


3月にはこの曲「Glorybound」発表されています。
ポップで、哀愁があるメロディはまさに日本人好みですねー。
懐メロと片付ける人もいるでしょうだけど、「やはり、こういうの好きだ。」という人もいるでしょう。
アレンジもギター・ソロもまさに70年代、80年代の雰囲気そのもの。
でも、まだ若いタック・スミスとそのバンドがオリジナル曲で勝負しているところを評価したいですね。

uk Smith and The Restless Hearts- Glorybound [Official Music Video]
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日本愛があふれている英国人の歌 MARC HUDSON -「THE SIREN」

2023-08-06 15:58:37 | メロディアスハード
スタンダード曲の次は、思いきり趣味的な音楽をアップさせていただきます。
公開されたばかりのこの作品。
なんか、日本人が作ったような曲です。


MARC HUDSON -「THE SIREN」(Official Video) | Napalm Records


この曲は知る人ぞしる、メロディック・スピード・メタルの雄「ドラゴン・フォース」の二代目ヴォーカリスト、マーク・ハドソンのソロ・アルバムから公開された曲です。
この二代目ヴォーカリストはどうも日本が好きみたいですね。
この曲、メロディ・ラインからして、すごく日本っぽい。
アニメとかゲームとかすごく好きそう。
ハイトーンが日本のバンドにも共通する感じがします。
PVも日本の映像が溢れています。
日本で活躍している元メガデスのマーティ・フリードマンみたいに日本好きかな?
とりあえず、この曲は気に入りました。
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80年代ポップ・ハード・ロックの声  Never Too Late / Jimi Jamison

2023-07-19 14:46:38 | メロディアスハード
Jimi Jamisonが2014年8月に亡くなってから、早くも9年ほどたちます。
80年代、ジャーニーのスティーブ・ペリーと並ぶほどのポップ・ハード・ロックのシンガーだった彼が「Survivor」というバンドで残した作品は見事でした。
特に映画「ロッキー4」に採用されたシングル曲「バーニング・ハート」、
アルバム「Vital Signs 」「When Seconds Count」は質が高く、ジャーニーの全盛期の作品と同じくらい優れたメロディアス・ロック 作品だったと思います。
この辺については、ブログ仲間の240さんが紹介しているので、参照してください。
Survivor「Vital Signs」(1984) : 音楽の杜 (exblog.jp) 
Survivor「When Seconds Count」(1986)|音楽の杜 (note.com) 



ところが、1990年代以降、ジミ・ジェイミソンは80年代の「Survivor」で歌ったような名曲と出会わなくなります。
いろいろ作品を出すのですが、なぜかあの時の輝きがないのですね。
曲の作り手に恵まれなかったのかな?

でも、晩年、少しだけ輝きを取り戻したので、ご紹介したいと思います。
まずはこの1曲「Never Too Late」。2012年の作品です。
メロディアス・ロックが大好きな社長が展開するイタリアのフロンティア・レコードがスウェーデンのメロディアス・ハードロックの鬼才、エクリプスのエリック・マーテンスンと組ませたアルバムを作らせました。
そのアルバムタイトル曲がこれ。
何となく、全盛期のサバイバーの雰囲気がありませんか?
目の前が明るくなるような広がるような曲の展開。
最後の最後に輝きを取り戻したわけです。
本人もファンも、このアルバムが最後のソロ作品になるとは思いませんでした。切なくなります。

Jimi Jamison - “Never Too Late” (Official Music Video)





そして、もう2曲。何とあのTOTOの初代ヴォーカル、ボビー・キンボールとのツイン・ヴォーカルユニット「Kimball Jamison」。上記ソロ作品の1年ほど前の作品です。
これも素晴らしい。メロディアス・ロックはこうでなくっちゃと思います。

Kimball Jamison - Worth Fighting For


次の曲、ちょっとセンチメンタルな感じですが、二人のヴォーカルの魅力が違った形で発揮されています。
やっぱり二人ともスーパー・ヴォーカリストですね。
でも、いかにスーパー・ヴォーカリストでも、いい曲と出会わなければ宝の持ち腐れになってしまいます。この2曲は二人にとって良い出会いでしたね。

Kimball Jamison - Can't Wait For Love (Official)
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天気のいい早朝に聴きたい! Rob Moratti の新作

2022-10-01 06:12:37 | メロディアスハード
Rob Moratti - "Can I Hold You For A While" - Official Music Video | @Rob Moratti

まあ、多くの人が知らないかな?カナダのメロディック・ロッカー、Rob Moratti の新作です。1969年カナダのトロント出身です。ずいぶん、長く、この手の音楽をやってるみたいですが、大きなヒットはなかったような。
でも、マニアには「メロハー界の至宝」とも呼ばれていたりします。

12月にアルバムが出るのですが、先行発表の曲がネットにあがりました。
なかなか好みです。
ワンパターンだとは思いますが、やはりレベルは高い。
この手の音楽の総本山であるイタリアの「フロンティア・レコーズ」(社長がジャーニーみたいな音楽が大好きらしい)に移籍したことで、プロモーション的にも有利になるのではないかと考えます。

何だこれは?と思う方に説明します。
この手の音楽は簡単にいえば、70年代から80年代にかけてのジャーニーがヒットさせたような曲を再現するジャンルです。YouTubeを見ると世界的には「Merodic Rock」というジャンルで認知されているようですね。
日本では、いろんな呼び方をされていて、「ポップ・ハード」「メロディアス・ハード(略称はメロハー)」「産業ロック」などと呼ばれています。
ハード・ロック、メタル専門誌「バーン!」や評論家伊藤正則氏は「AOR」という表現をしますが、日本でAORというと、マイケル・マクドナルド的な音楽を指すケースの方が多いと思うので、一般的ではないかな?

「産業ロック」ということばは、1970年代、1980年代初にジャーニーがヒットを飛ばした頃、渋谷陽一氏が「大衆向けの量産型ロック」という感じで、ロックの本質を失っているという批判を込めて言った言葉ですが、現代では、そんな当初の批判の意味はトンでしまって、ジャンルとして使われています。
また、この手のジャンルは洋楽の本場アメリカではオルタナティブ・ロック隆盛時の1990年代に「古臭い音楽」とされてしまい、逆に大衆から指示されない音楽となってしまいました。皮肉なことに「非大衆音楽」になったのですね。
そんなアメリカの傾向ですが、日本のロック・ファンは何故か影響を受けませんでした。
アメリカの流行なら何でも受け入れるというわけではないんですね。
結局、アメリカでは、いまだに、この手のジャンルは好まれていません。
そして、ヒット・チャートには全く出てきません(ただし、本家のジャーニーがアルバムを発表するとそこそこ売れます)。
だから、ヒット・チャート主義の方は、「何だこれは?」と思いがちです。

しかしながら、インターネットの世の中になり、世界中のマニアから指示されることにより、このジャンルは存続しています。昔みたいにアメリカで売れないと困るということはないんですね。特に、日本と北欧、イタリア、スペイン、そしてイギリスにマニアがいるみたいです。

まあ、私は好きなので、取り上げます。
聴いていて明るい気持ちになります。
天気のいい朝、ドライブに走りだしたときにでも聴きたい音楽です。

過去の作品から、もう一曲。
爽やかです。

All I'm Living For
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2022年、オランダの至宝、TERRA NOVA好きの日本のファンへ  最新作「RING THAT BELL」はメロディが溢れている!

2022-04-20 20:13:56 | メロディアスハード

TOUCH DOWN

日本のメロディアス・ロック・ファンを虜にしたオランダの至宝、テラ・ノヴァ。

初期の頃の日本でのマニアックな人気は凄かった。

私のブログでもとりあげたが、日本テレビの「シューイチ」のスタッフが名作「メイク・マイ・デイ」の曲をBGMに使ったりしているのである。

しかしながら、ここ数年は、パッとせず、前作はかなり酷評されたりもしている。

でも、今回の作品は初期の雰囲気が蘇ってきている。

好きな人には嬉しい復活かも。

パソコンが壊れているのですが、何とか動かして、アップしました。テラ・ノヴァのファンに知らせたくて!

一番、初期の雰囲気を持った曲がこれ。

やっぱり、こういう曲は好きです。

なお、このアルバムはバラード系の曲が多いのだが、いいメロディが多い。まさにメロディが溢れている感じ。アルバムを聴き通して感じるのはメロディの力!

テラ・ノヴァが好きだったというファンに久々に聴いてもらいたい作品です。

 

では、バラードを一曲。

GIVE ME SHELTER

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