ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

イギリスのバンドなのに、アメリカっぽさ満載。 McGuinness Flint - When I`m Dead And Gone

2022-03-04 22:05:13 | フォーク・ロック

McGuinness Flint - When I`m Dead And Gone

先日、ギャラガー&ライルを取り上げた流れで、このバンドをご紹介しましょう。

1969年結成です。元マンフレッド・マンのギタリスト、ベーシストのトム・マッギネス、元ジョン・メイオール・ブルース・ブレイカーズのドラマー、ヒューイ・フリント、ソングライター・デュオのギャラガー&ライル、キーボードのデニス・コウルソンでスタートしました。

最初にご紹介するこのデビュー・シングル(1970年)「 When I`m Dead And Gone」が全英チャート2位、デビュー・アルバムは全英5位、セカンド・シングル「Malt And Barley Blues」も5位となかなかの成功でした。

McGuinness Flint - Malt And Barley Blues

どうでしょうか?このカントリーっぽさというか、スワンプの香りというか、アメリカの音楽の雰囲気がたっぷりです。

ザ・バンドを意識したらしいんですが、見事にイギリスで受けたようですね。実にユニークです。

セカンド・アルバムを発表後、ギャラガー&ライルは独立。その後メンバーを補充し、全曲ボブ・ディランのカバー・アルバムを発表。アメリカかぶれなんですね。

その後、「Rainbow」、「C'est La Vie」と2枚のアルバムを残しています。

 

「Rainbow」からはこの曲。アメリカのフォーク・ロックって感じですね。ハモリの感じもアメリカっぽい。

McGuinness Flint - If You Love Me (1973)

 

「C'est La Vie」からはこの曲、「Fast Eddie 」。何となく、サザン・ロックのマーシャル・タッカー・バンドとか思い出します。時代的には一緒ですね。

ギターの音とベース・ラインがお気に入りです。音の切れがいいですね。実に耳になじみます。

McGuinness Flint - Fast Eddie (1974)

 

私は、このブログでイギリスのカンタベリー・ロックの特集を続けていますが、その真逆の音楽性を持つバンドも当時あったというのはおもしろいです。

これも、ブリティッシュ・ロック?

 

コメント (2)
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