Yes ~ Heart of the Sunrise ~ Live at Montreux [2003]
クリス・スクワイアが他界した。
まだ67才だったそうだ。白血病を患ってたとのこと。
リッケンバッカーを愛するベーシストとしては、ポールマッカートニーと双璧をなす存在。
硬い音で、テクニシャン揃いのイエスにおいても決してその音は埋没せず、常に派手だった。
70年代、ベースの音が常に聴こえてくるバンドっていうのは、そんなになかっただけに、ベーシストの間で信奉者が多いミュージシャンであった。
それにしても、70年代のロックミュージシャンは本当に個性的だったのだなあと思わずにいられない。ちょっと聴いただけで、クリスとわかる音質と弾き方は忘れる事はできない。
また、驚いたのはイエス名義で発表した作品には全て参加していたという事実。
解散、分裂、融合とややこしい事があったバンドの中で、真のリーダーであったのだろう。
ご冥福を祈ります。
ベースの神様よ、永遠に。