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She Does It Right (2006 Remaster)
友人のK君からリクエストがあり、久々にドクター・フィールグッドの登場です。今回は2026年リマスターサウンドで、音がいいです。
それにしても、「ドクター・フィールグッド」という言葉は、80年代以降のロック・ファンの間では、やはり、モトリー・クルーの作品のイメージが強いと思われます。
しかしながら私のような70年代からのファンだと、やっぱりこのバンドのことなんですよねー。世代のギャップを感じます(笑)。
ちなみに、、「ドクター・フィールグッド」はヘロインそのものをさしたり、違法薬物を処方する医者を指すようで、まさに当時のロックっぽい言葉です。
このバンドは、やはりギター・バンドですね。タイプは違うけど、ウイルコ・ジョンソンの独特なギターはストイックかつパワフルで、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーと同様のオリジナリティを感じます。
とにかく、主張がすごい。並みのギタリストとは違う凄みを感じるカッティングですね。
She Does It Right はクセになるドライブ感とギターの切れ味が魅力的です。
何回も繰り返して聴きたくなる不思議なリフにパワーを感じます。ポップでなくても、音楽ファンの心をわしづかみにする曲だと思います。
[Get Your Kicks On] Route 66 [2006 Remaster]
Route 66も好きな曲です。普通のロックンロールのようで、そうではないというアクの強さがあります。ドラムのノリも実に気持ちいい。
このバンドのリズムの切れのよさは、天下一品ですね。
Looking Back (2002 Remaster)
この曲でも、ギターが暴れてますね。やはり普通の様で普通でないギターのセンス。曲自体は普通のロックンロールなのに、このバンドだから、輝いているという曲です。
ドクター・フィールグッド。
やはり、イギリスだから出て来たバンドですね。
パーティー、パーティーと言った感じの明るいアメリカン・ロックと違って、職人的で、無骨で、ロックン・ロールを究めるんだと言った感じの求道者的なバンド。
渋いカッコよさが溢れています。