ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

最近はこのバンドの魅力を再発見 素晴らしきトリアンヴィラート! Illusions On A Double Dimple

2022-08-11 15:53:23 | ヨーロピアン・プログレ
Illusions On A Double Dimple

1969年結成で、キーボード・プレイヤーのユルゲン・フリッツ率いるトリアンヴィラート。
ちなみにバンド名はイタリア語で、ローマ時代の「三頭政治」のことです。
このバンド、ローマ時代をテーマにしているようですね。

以前、3作目の「スパルタカス」をアップしましたが、久々に取り上げます。
この作品は73年の2作目ですね。

プログレ・ファンならこのバンドは「ドイツのEL&P」としてご存じの方が多いと思います。
でも、このバンド、そんなにヒットしなかったことから、どうもB級バンドのイメージが強くて、まともに作品を聴く人ってあまりいないんじゃないのかな?または、作品を耳にすると、「ここが、EL&Pに似ている。」「キース・エマーソンの真似だ。」というような感じで聴いてしまい、素直な耳でこのバンドをとらえようとしない傾向がありそう。かくいう私もそんな傾向はあって、たまに聴いても、「所詮二番煎じ」みたいな感じで評価してたかも。
このバンドの最大の弱点はEL&Pに似ていることではなく、やはりEL&Pのようなポップ性というかわかりやすさに欠けていたということで、やはりドイツ人独特のメロディ・センスが当時のアメリカ、イギリスのマーケットに通用しなかったってことなのでしょう。真面目過ぎるプログレ・サウンドって気がします。

こうやって、この2作目のリード・トラックを聴くと、確かにEL&Pに似てるとこあるけど、まったく違うプログレ・サウンドとして構築されている部分がいっぱいあります。ある意味、EL&Pよりテクニカルで、複雑かな?
先入観を捨て、「プログレを楽しもう」という感じで聴くと、リズムの起伏の激しさや目まぐるしく変わる展開、ここぞというところでの美しいメロディに
けっこう興奮します。

EL&Pとの比較をするなというのは無理かもしれませんけど、EL&Pにはない魅力はどこだろう?という耳で聴いてみると、おお、結構いいバンドだなってなると思います。エンタメ性高い!録音状態もいい!

それにしても、70年代のロック、メジャーどころじゃなくても、けっこう楽しめます。
さっさと、カンタベリー・ロック特集を終わらせたいところですが、寄り道しちゃって、なかなかできません。
まあ、行き当たりばったりのブログなので・・・(笑)。
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Barock Project - The Longest Sigh とELPファンに捧げたい曲です。

2017-05-14 15:21:22 | ヨーロピアン・プログレ

Barock Project - The Longest Sigh - Official Lyric Video - from Skyline

バロックプロジェクトをもう一曲行きます。

前作ですね。

気持ちいい音楽だし、映像もいいので、BGM、BGVでもいいですね。

プログレというか、フュージョンって感じもします。AORかも。

このバンドは作品ごとに方向性が変わるみたいなところもあるようですが、メロディを大事にしているのは間違いないでしょう。

ちなみに、リーダーはキースエマーソンをすごく尊敬しているようです。

影響を受けてそうな曲も貼り付けておきますね。

ELPファン必聴かな。というか、ELPよりうまいんじゃないかなーっ。すごいっ!

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おじさんロックファンにも聴いてほしい最新の名曲です。Barock Project - "BROKEN" (live in Netherlands 2017)

2017-05-14 10:05:42 | ヨーロピアン・プログレ

Barock Project - "BROKEN" (live in Netherlands 2017)

2017年の最新の曲を紹介します。

21世紀を生きるイタリアのプログレバンド、バロックプロジェクトです。

70年代の香りが強く漂うこのバンド、70年代を生きたロックファンなら、ニヤッとするのでは?

ブライアンメイのようなギターが出てくるし、日本のアニメソングのようなアレンジも出てくるし、すごく親しめます。もちろん、イタリアのバンドなので、イタリアっぽい雰囲気もたっぷり。

クラシックロックファンが嫌がる最近のアメリカの洋楽のメロディとは全く違います。とにかく繊細でメロディアスでドラマティック。

後半の大盛り上がりにはELPやPFMにもつながる気持ちのよさがあります。

クラシックロックファンで、最近のロックを聴いてみようかな?と思う方がいたなら、ぜひおすすめです。

長い曲ですが、全然長さを感じません。名曲です。

 

 

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New Trolls - Concerto Grosso I

2017-04-15 18:51:12 | ヨーロピアン・プログレ

New Trolls - Concerto Grosso I

クラシックロックファンなら、そして、プログレファンなら、このバンドというか、この曲を押さえておきましょう。イタリアの素晴らしきバンド、ニュートロルスです。イタリアというとどうもPFMの印象が強いですが、このバンドも聴きやすいですよ。ちょっと、ジェスロタルっぽいところあります。

21世紀も活躍していて、この映像はわりと最近かなあ。

60年代結成のバンドが21世紀もやっているのはすごいですね。

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Premiata Forneria Marconi - The Mountain

2016-07-24 08:59:27 | ヨーロピアン・プログレ

Premiata Forneria Marconi - The Mountain

勢いに乗って、PFMをもう一曲。

私はこの長い名前が大好きです。

プレミアータフォルネリアマルコーニ!いいじゃないですか。

長い名前なら、

クイックシルバーメッセンジャーサービスもあるけど・・・

それにしても、この曲の劇的な音作りはいいですね。

ギターがスティーブハウみたいな演奏をしてたりして、おっ!と思ったりします。

急激な驚きの展開もイエスみたいです。ビートルズっぽい音作りもあったりします。

いやあ、名曲ですね。

ロックの玉手箱やあ〜って感じでしょうか。

それにしても、70年代のプログレは恐るべしです。

未だに古く感じません。

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