Soft Machine - Pigling Bland
カンタベリー・ロック特集、忘れていません。
今回は「ソフト・マシーン5」を紹介しましょう。
このアルバムはマイク・ラトリッジ(K)、ヒュー・ホッパー(B,sax,g)(2009年死去)、エルトン・ディーン(sax,k)(元キース・ティペット・グループ。2006年死去)、フィル・ハワード(d)(元)ティース・ティペット・グループ)、ジョン・マーシャル(d)(元ニュークリアス)というメンツ。
アナログ・アルバムのA面のドラムがフィル・ハワード、B面のドラムがジョン・マーシャルです。アルバム作成中に、フィル・ハワードが脱退、完成後にはエルトン・ディーンも脱退しました。
アルバム全体の印象としては、ジャズ的。それもフリー・ジャズ的で、もはやプログレというかロックではないかも。うーん、ロック的な感性はなくはないけど、いわゆるロックの衝動を想起させる激情的なプレイはないと思うのです。それでも、フリー・ジャズの一種として聴けば面白いかもしれません。フリー・ジャズ的要素のジャズ・ロック?
まあ、ロックのダイナミズムを期待すると肩透かしをくらいます。
曲は、まず、全7曲でもっとも聴きやすい「Pigling Blan」をチョイスしました。この曲に限っては、メロディを感じ、フュージョンっぽい。展開があります。
そして、1曲目の「ALL White」です。それなりにかっこいいのですが、ロックというよりフリージャズ的な感じが強いですね。
Soft Machine - All White (1972) HQ
パソコンが動いているうちに、3つブログを更新しました。
うーん、いつまで動くのだろう?