Emerson, Lake & Palmer 'Fanfare for the Common Man' @ Tollwood Festival, München Germany 1997.
このELPは再結成した時の姿で、結局このあと再度解散してしまうんですよね。
人間関係がうまくいかなかったのかな?とりあえず3人でやれば、金儲けができたのに・・・。そんなもんじゃないのかな?
まあ、刺激的な新曲を作れるバンドじゃなくなっていたことは確かだけど。
21世紀になり、キース・エマーソンもグレッグ・レイクも逝ってしまった。あんなに輝いていた人たちだったのに、あっけなかったという印象だ。
二人とも、1973年ごろは向かうところ敵なしという感じの天才って感じがしたけど、1970年代後半からの大失速とその後の今一つの活動ぶりは非常に残念だった。ZEPPもそうだけど、天才的なミュージシャンでもピークは短かったりする。難しいものだ。
さて、前回に引き続き、コープランドの原曲との比較です。
Aaron Copland - Fanfare For The Common Man
どうでしょうか?
やっぱり、本物の金管楽器はシンセより味がありますねー。オーケストラのどらもいい音してる。
ELPの軽いノリに比べ、やっぱり荘厳ですね。
とは言え、グレッグ・レイクのウキウキするような感じのベースラインを入れてしまいたくなってしまうのは私だけでしょうか?
この原曲はやや物足りなくなってしまうんですよね。
まあ、それぞれいいところがあるということで、まとめたいと思います。
もし、原曲を知らなかったという人がいれば、役に立ったのかな?
キース、グレッグ、安らかに。そして、カール、もう少し頑張ってください。