Jackson Browne - BBC 1978 - Here Come Those Tears Again
直接的に奥さんのことをうたった歌ではない。失恋の歌という形をとっている。邦題は「あふれ出る涙」。
でも、この美しい曲を聴くと、この作品発表の前年に服薬自殺した奥様、モデルで女優だったPhyllis Majorを思いながらの曲であることは
疑いがない。奥さんのお母さんとの共作というクレジットもある。
そう思うと、涙が出てきてしまう。そして、涙が止まらない。
ジャクソン・ブラウンには名曲がいっぱいあるが、この曲のメロディとアレンジには参ってしまう。
哀しい歌であるが、それでも、前向きな希望をかすかに感じることができる。
妻の死を乗り越えて、活動を続けようという彼の前向きな気持ちもこもっている曲だと思う。