ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

今もハイレベルな20世紀からのアメリカン・バンド Extreme - "Rise" (Official Video)

2023-07-12 21:05:15 | アメリカンロック
Extreme - "Rise" (Official Video)

ヴァン・ヘイレン亡きあと、20世紀からの正統派アメリカン・バンドと言えば、ミスター・ビッグやボン・ジョビが頭に浮かぶが、この人たちがいた。
スーパー・ギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートがいるこのバンドの8年ぶりの新作は現役感に溢れていて圧倒される。曲調によって、雰囲気が変わり、かつ一級品の味わいがある。
これぞ、真のスーパー・バンドだと思う。

リーダー・トラックの「Rise」はハードでありながら、一癖も二癖もある尖がった曲。ヘヴィでありながら、聴きやすさと爽快感を持つ曲。才能を感じさせる作品。


リゾート感あふれる曲の「 Beautiful Girls」はコーラスが素晴らしい。
アコースティック・ギターのレゲエのリズムの演奏を聴くと、ハード・ロックを演奏するバンドであることを忘れる。
とにかく曲として素晴らしい。
でも、ギター・ソロでは、ヌーノのメタル・ギターが炸裂する(笑)。
Extreme - Beautiful Girls


そして、もう1曲、素晴らしいバラード「Here's To The Losers」
タイプの違う曲で、こうも高品質の作品を生み出すというのはすごい。
過去の名声に頼るバンドが多い中、このバンドは新たな名曲を生み出している。ハード・ロック・バンドというより、極上のアメリカン・ロック・バンドなのである。

Extreme - Here's To The Losers  



最後に彼らの1990年の全米ナンバーワンヒット「 More Than Words」を聴こう。 やはり素晴らしい。
Extreme - More Than Words (Official Music Video)
コメント (2)
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Voice of America! やっぱりサミー・ヘイガーはいい!Father Time - Sammy Hagar & The Circle

2022-10-18 21:04:31 | アメリカンロック
Father Time - Sammy Hagar & The Circle

発売されたばかりのニュー・アルバム「SAMMY HAGAR & THE CIRCLE – CRAZY TIMES 」からお気に入りの曲を紹介しましょう。
まさにアメリカ!というメロディと声。これぞサミー・ヘイガー!
メロディも最高です。
素朴でありながら、広がりと深さを感じさせる彼の歌声。
御年、75才ですが、いまだに艶があります。
この曲、しばらくヘビロテしそうです。

そして、ニュー・アルバムのボーナス・トラックから1曲。
アメリカン・ハード・ロックらしさ満載です。バンドのメンバーは、本人以外はベーシストにマイケル・アンソニー、ドラマーにジェイソン・ボーナム、ギターにヴィック・ジョンソン。 

2120 - Sammy Hagar & The Circle


最後に、アルバムタイトルソングです。
Sammy Hagar, The Circle - Crazy Times  
75才のロックンローラー!
いかがですか? 
こんな彼を見てると老け込むわけにはいかないと思っちゃいますね。
コメント (7)
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ガンマのファースト 今聴けば、けっこうおもしろい。ロニー・モントローズはいいね!

2022-08-24 21:03:08 | アメリカンロック
私の好きなアメリカン・バンド、モントローズは4枚の魅力的なアルバムを残した。特にファースト・アルバムは今でも私の愛聴盤だ。

そんなモントローズが解散した後、リーダーのロニー・モントローズが結成したのが次のバンド、「ガンマ」。
デビュー・アルバムの「ガンマ1」は1979年にここ日本でも発売されたが、ほとんど話題にならなかったのを覚えている。
売れなかっただろうな。
私も、発売直後、レコード屋で試聴したのだが、期待した音と違いすぎて、がっかりしてしまった。
あのモントローズの勢いのあるサウンドはなかったのだ。

明らかに、この時期のロニー・モントローズはシンセを大幅に導入して、新しい形のハード・ロックを模索していて、「モントローズ」とは違うバンドを作ろうとしていた。
アメリカン・ハード・ロックはジャーニーやボストンの活躍で、どんどん変化していた頃であり、よく考えれば当然だが、ポップでもなく、AORでもなく、ハード・プログレでもなく中途半端なサウンドであったことは、こうやって今聴くとわかってしまう。

それでも、けっこう、面白い。意外に独創性があるのだ。結果的に売れ線ではないけれど聴きごたえがある。やはりそこはロニー・モントローズのギターが結構良かったりするのだ。

まずは、シンセの導入部が印象的なこの曲。
ヴォーカルの入りもかっこいい。
ちょっと軽いハード・ロックに肩透かしだが、いい曲だと思う。
ロニーのギターはやはり魅力的。
No Tears


次にこの曲。モントローズ時代に比べると地味かもしれないが、ハードな曲。
Ready for Action  



そして、この曲。バラードだが、導入部のギターは泣きであふれていて、ゲイリー・ムーアのようだ。ちょっと聴き入ってしまう。

Wish I Was


最後はこの曲。
よくできた曲で、けっこうドラマティックで、ヴォーカルもソウルフルでいい。もちろん、ロニーのギターも生き生きしている。
メリハリの強さが魅力のナンバーである。
Fight to the Finish  

日本において、バンド「モントローズ」はハード・ロック・ファンなら超有名バンドだが、「ガンマ」は全然聴かれていないと思う。
こうやって、紹介できてよかった。

コメント (5)
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アメリカン・ロックのメロディだねえ~ カクタスにこんな曲ありました。Bringing Me Down

2022-03-20 05:15:13 | アメリカンロック

Bringing Me Down

先日の3月9日の11時30分ごろの福島県沖の地震で、震度6を味わってしまった私です。南東北の海岸沿いに住んでいるので恐怖の夜でした。

大きな被害はなかったのですが、パソコンがデスクから落下して、壊れてしまいました。やや古くなり、最近は動きが遅いなーと思ってたところでしたが、ショック。

まあ、機嫌がいいと動くので、こうして、動くときにブログを書いている次第です。もし、ブログの更新が止まったら、「ああ、パソコンが壊れたんだな。」と思ってください。本格的に動かなくなったら、買い換えますけど、すぐ買えるかわからないので、しばらくブログを休むかもです。

さて、今朝は純然たるクラシック・ロックであるカクタスです。

ティム・ボガードとカーマイン・アピスがBB&Aをやる前に参加していたのがカクタスというのは有名な話ですが、BB&参加直前の作品、'Ot 'N' Sweaty (1972年)から、この曲を選びました。

彼らはアメリカ人なので、いかにもアメリカっぽいブルースとカントリーが混ざったようなパワー・バラードをやるんですねー。なんとなく、じんわり来る曲です。けっこう、好きです。

カクタスというと、ゴリゴリのハード・ロックのイメージなんですが、この曲は実にソフトな70年代初期ロックで爽やか。

 

 

 

そうはいっても、カクタスっぽいこの曲も聴きましょうか?

Bad Stuff

この作品には、キーボードが入っているので、初期のカクタスとイメージが違うかもしれませんが、ワイルドであるのは変わりません。

あまり聴くことがないアルバムですが、ふと聴いてみて新たな発見がありました。

コメント (3)
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エリック・カズ特集② マッド・エイカーズに参加 Cowpoke

2020-11-07 21:19:40 | アメリカンロック

Cowpoke

名盤の誉れ高い、ソロ作品に行くまえに、寄り道をしてしまいました。

ハッピー&アーティ・トラウムが音楽仲間に声をかけて、作ったアルバム「Music Among Friends」にエリック・カズが参加しているので、

それを取り上げたくなりました。

このアルバムは「Mud Acres」という曲を除き、トラッド・ソングのカバーを集めているようです。

 

この曲はカントリー調の脱力系のサウンドで、エリック・カズの声はとてもリラックスしたものとなっています。1972

年の作品で、彼の初のソロ・アルバム発表の時期に重なっています。

短い曲ですが、ソロ作品とは違った味わいがあります。

マリア・マルダーとリー・バーグがハーモニーを付けてるようです。

コメント (2)
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