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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

早春の花

2020-03-23 | 植物 花

早春の花2種は、「プルモナリア」と「ツリージャーマンダー」です。

寒さの中、清々しい色の花、「プルモナリア」 Pulmonaria officinalis=P.saccharata を載せてみました。

ブルーが際立つ、「プルモナリア ´ブルーエンサイン`」Pulmonaria officinalis´Blue Ensighn`) 等が人気です。

総状花序に花を付け、花冠は、深く五裂してます、葉には、銀色の斑紋が点在する品種も有るようです。

ムラサキ科、プルモナリア属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、英名 Common lungwort 


下図は、園芸種「プルモナリア ´ブルーエンサイン`」です、ブルーの色が冴えます。

大輪で、葉に斑が入らないのが特徴です。

早春の花、「テウクリウム・フルティカンス」も咲き始めました、淡いブルーが寒さに揺らぎます。

穂状に付けた 唇形の花の下唇花弁が、三劣して、雌蕊が1本、雄蕊が4本、花冠から突き出ます。

葉は、銀白色から緑色に変化するので、観葉植物としても楽しめます。

花の形が “氷の妖精” の愛称で知られる巻貝の一種<クリオネ(clione)>に似ています。

シソ科、ニガクサ属、耐寒性常緑小低木、地中海沿岸原産、学名 Teucrium fruticans 、英名 Tree germander

別名 英名から 「ツリージャーマンダー」

 

次は、「ツリージャーマンダー」です。

開花期が、春と秋の二度有るので、一年に2度愉しむ事ができます。

香りが有る楕円形の灰緑色の葉と、淡い青紫色で唇形(下唇弁は、3裂)の花のカラーマッチングが見事です。

雄蕊1本、雌蕊4本が、花冠から突き出ています。

シソ科、ニガクサ属、半耐寒性常緑小低木、地中海沿岸、スペイン原産

学名 Teucrium fruticans、英名 Tree germander、Shrubby germander

別名 「テウクリウム・フルティカンス」、「クリオネ」 ・ ・ ・ 

「クリオネ」は、“海の妖精” クリオネに似てる故に



北の海の氷の下を漂う “海の妖精” クリオネに似ているでしょうか


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