花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、ナス科の花(2)

2017-08-05 | 植物 花

観葉植物「カラジウム」の葉の ”クール” と ”ホット”  な色合いです。

<サトイモ科、非耐寒性球根、英名 Caladium bicolor、別名「ニシキイモ(錦芋)」>

 

前のページの ”夏、ナス科の花” 追加として、「ニーレンベルギア」、「ブロワリア」、「トウガラシ」を挙げてみました。

「茄子」の花に似た可憐な花達です。

 

「ニーレンベルギア」(Nierembergia spp.)

白色、淡い紫色の盃型の花を咲かせます、直立する立性のものや、匍匐性のものと種類が多く有ります。

同じナス科の「ギンパイソウ」(銀盃草)Nierembergia rivularis の仲間です。

ナス科、アマモドキ(ギンパイソウ)属、アルゼンチン原産、半耐寒性多年草

学名 Nierembergia spp. 英名 Cup flower、別名「アマモドキ」(亜麻擬)、「イトバギキョウ」(糸葉桔梗)

下図は、ドーム状に花を咲かせる Nierembergia  hippomanica = N.caerulea です。

 
 

下図は、直立型の N.scoparia 

 

「ブロワリア」

筒状花の先端が五裂し、花径5cmにもなる大きな花です。

別名「タイリンルリマガリバナ」が付けられています、<マガリバナ>とは、妙な命名ですが

5枚の花弁が、全て同じ形で無いので、<マガリ/いびつ>の名前が、付いた由

最も、小さな花の Browallia viscosa 等の品種も有る様ですが

一般には、今日、載せる「ブロワリア スペシオサ」(B.speciosa)が、多いようです。

ナス科、ブロワリア属、非耐寒性一年草、コロンビア原産、学名 Browallia speciosa

英名 Bush violet、Sapphire flower、Lovely browallia 

別名「タイリンルリマガリバナ」(大輪瑠璃歪花)

 

「トウガラシ」(唐辛子)もナス科の植物です。

綺麗な葉と実を着ける「トウガラシ」を挙げて視ました、観賞用の「トウガラシ」です。

此等の「トウガラシ」は、香辛料として使用する一般の「トウガラシ」のアンヌム種を改良したものとか

”唐” の名前が、付いていますが、原産地は、メキシコ、アンデス地方とのことで

中国原産ではなく、例によって ”外国から入ってきた” 意味とされています。

トウガラシ属には、「シシトウ」、「ピーマン」、「パプリカ」等が有ります。

ナス科、トウガラシ属、学名 Capsicum annuum、非耐寒性一年草(多年草)、別名「カプシカム」

観賞用「トウガラシ」には、以下のようなものが、有りました。

実の色が、変化する「ゴシキトウガラシ」(五色唐辛子)

黒真珠の様な、果実が輝く「ブラックパール」

葉の色が綺麗な「パープルフラッシュ」等の名前が、付いています。

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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