花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「ケイトウ」(鶏頭)の季節です(再掲載)

2018-09-04 | 植物 花

「シダレエンジュ」(枝垂れ槐)と「ナツメ」(棗)の実が、色着き始めています。

<「ヒダレエンジュ」>

「エンジュ」Sophra japonica(槐)の枝垂の品種になります。

夏、葉が密集している「枝垂れ槐」の樹木も秋に落葉するとクネクネした枝振りが現れます。

原産地の中国では、”竜の爪” に似ているので「竜爪樹」の名前が付いている由

マメ科、クララ属、耐寒性落葉高木、中国原産、学名 Sophora japonica var.pendula

=Styphnolobium japonicum var.pendulum、英名 Weeping japanese pagota tree

数珠型の実が、下垂します、鞘入りの実です。

 

花は、7月頃に咲くクリーム色の蝶型の花です。

 「ナツメ」(棗)の実も稔っています。

<「ナツメ」>

「ナツメ」の実の形を模した ”ナツメ電球” 様な実が、少し色着いてきました。

「ナツメ」の由来は、夏に新芽を出すので、”夏芽” から「ナツメ」になったとか

落葉の期間が、長いということなのか、因みに、漢字では、「棗」です。

「ナツメヤシ」の実にも似ていますので、英名 には、Chinese date の名前が、付いています。

初夏に、淡い黄色の花を咲かせて、10月頃に赤褐色に熟します。

クロウメモドキ科、ナツメ属、中国、西アジア原産、落葉高木

学名 Ziziphus jujuba、英名 jujube、Chinese date


初夏の頃に下図の様な小さな花を咲かせます。

<各画像は、クリックで拡大表示します>

 今日 は、昨年の記事 ”鶏頭の季節です” を再度載です。  

 
「鶏頭」の季節です。
「ケイトウ」(Celosia argentea var.cristata) の季節です、「トサカケイトウ」(鶏冠鶏頭)や「ウモウケイトウ」(羽毛鶏頭)が、普段、多く目にする......
 

キョウチクトウ科

2018-09-01 | 植物 花

「パンパスグラス」の開花が、夏の終わりを告げます、秋の風が吹き抜ける季節も間近です。

今が盛りのキョウチクトウ科の花を2種載せてみました。

「キバナキョウチクトウ」(黄花夾竹桃)、「ニチニチソウ」(日日草)です。

<「キバナキョウチクトウ」>

普段よく見掛ける「キョウチクトウ」とは、趣を異にした黄色い漏斗状の花で、前開しないのが特徴です。

「キョウチクトウ」、別名「セイヨウキョウチクトウ」(西洋夾竹桃)Nerium oleanderとは別種になります。

五弁の花には、芳香が有り、葉は、細長く光沢が有ります。

キョウチクトウ科、キバナキョウチクトウ(テベティア)属、ペルー原産、半耐寒性落葉低木

学名 Thevetia peruviana 、英名 yellow oleander

「キョウチクトウ」も下図の様な淡い黄色い花を咲かせます。


以下の「ニチニチソウ」(日々草)は、昨年の記事からの抜粋です、再度のせました。 

花の少ない夏に、存在感が増す「ニチニチソウ」です。

多く目にするのは、下図の様な品種ですが、今日は、チョット風変わりな「ニチニチソウ」にしました。

名前からして、元気を貰えるような気がします、他にキク科の「百日草」、ミソハギ科の「百日紅」

ヒユ科の「センニチコウ」(千日紅)等、”日” の付く名前の花も有ります。

どの花も開花期間が、長いことを著わしています。

花径4cm位で、花弁は、5裂します、花色は、白、ピンク、赤、赤紫色と多彩です。

キョウチクトウ科、ニチニチソウ属、一年(多年)草、マダカスカル原産、学名 Catharanthus roseus 

英名 Madagascar periwinkle 、別名「ニチニチカ」、「ビンカ」(*)

(*)尚、「ビンカ」は、「ツルニチニチソウ」(蔓日々草)の学名<Vinca minor、Vinca major>ですので

正確には、「ビンカ」は、「ツルニチニチソウ」を指すようです。


Catharamthus reseus の 改良種 の 風車型の花です、色形が、独特で面白いものです。

下図は、ビンカ属の「ツルニチニチソウ」(蔓日々草)Vinca minor,Vinca major/Big leaf periwinkle

Minor は、Major より花径が、小さい花(左図)                     Major は、花径が、大きい花(右図)

亀吉

 

下図は、キク科の「ヒャクニチソウ」(百日草)が、「日々草」と「百日草の名前の対比が、面白いので載せてみます。 

披針形の葉の「ホソバヒャクニチソウ」(細葉百日草)Zinnia linearis です、草丈も短く小さい花ですが

絨毯状に広がって、長い期間愉しめます、「百日草」の ”暑苦しさ” は無く、一重で清楚な感じの花です。

 

<各画像は、クリックで拡大表示します>