今日は、「ホノキノキ」の実を挙げてみました、エメラルド色からサファイヤ色と変化し熟します。
「ホルトノキ」の実
開花時期は、夏で、総状花序にユニークな形の白色の花を咲かせます。
「ホルト」とは、ポルトガルの意味で、ポルトガルで採れるオリーブ油を<ホルト油>と称していたのが
平賀源内が、間違って、此の木から採れるとしたのが始りとか、確かに「オリ-ブ」の実と似てはいます。
常緑ですが、紅葉した古い葉が、必ず何枚かは付いています、「ヤマモモ」の葉にも似ています。
夏にフサフサが付いた面白い形の白い花を咲かせます。
ホルトノコ科、ホルトノキ属、常緑高木、東アジア、日本に分布
学名 Elaeocarpus sylvestris var.ellipticus、別名 「モガシ」
学名の Elaeocarpus は、ギリシャ語で ilaia (オリーブ)+carpus (果実)が語源とのことです。
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当時、「ホルトガル」と称した「オリーブ」の木を平賀源内が、間違えて「ホルトノキ」と名付けたとか
確かに「オリーブ」の実に似ています、「ホルトノキ」の実も「オリ-ブ」の実と同じく、暗紫色になります。
<左図=「オリーブ」の実、右図=「ホルトノキ」の実>
下図は、「ホルトノキ」の花です、ユニークな形の花ですので、我々は、「クラゲ」海月と称しています。
白い釣鐘型で、花弁の先端が、糸状に分離しているので、海月の触手の様です。