此の時季のアカネ科の花を挙げてみました、「ルクリア」と「マネッティア」です。
<「ルクリア」>
香りが有り、形、色が「桜」のイメージで、アッサム地方原産なので
流通名に「アッサムニオイザクラ」の名前が、付いています、花弁は、五弁で、20輪位が球状に着けます。
勿論、「桜」では無いのですが、花が、長い期間咲くので、”散らない桜” の異名も付いています。
5弁のピンク色の花が、花が、少ない季節の彩りです。
花弁の表面に山脈の様な盛り上がりが在って、優雅さを引き立てます。
秋が、開花期ですが、此の時季にも花を咲かせます。
寒さに弱異のですが、5度位の気温で越冬出来ますので、冬は、室内で愉しみます。
園芸種も多いようで、花色は、白、ピンク、濃いピンク色等の花色が
アカネ科、ルクリア属、半耐寒性常緑低木、ヒマラヤ、中国原産、学名 Luculia pinceana
別名「アッサムニオイザクラ」、「ルクリア・ピンセアナ」
<「マネッティア」(「マネッチア」)>
花期が長く、初夏の頃から露地で咲き続けた「マネッチア」も今月で咲き終わります。
冬でも、室内で管理すると、濃いグリーンの葉とオレンジ色の花を愉しむことができます。
勿論、植物園の温室などでは、周年視ることができます。
赤い筒状花で、花冠が黄色で4裂、赤と黄色のツートンカラーが美しい花です。
炎が、燃え盛る様な鮮やかな赤と黄色が、印象的です、葉は、卵形で無毛、光沢が有ります。
亦、花冠が、反り返るので、可愛さを増幅させます。
肉厚の花の表面には、粗い毛が生えていて、別名「アラゲカエンソウ」(荒毛火焔草)の名前の由来です。
空が澄み切った初冬の夕陽の様に鮮やかです。
アカネ科、マネッチア(カエンソウ)属、非耐寒性蔓性多年草、パラグァイ、ウルグァイ、ブラジル原産
英名 Manettia luteorubra、英名 Firecracker vine、Brazilian firecracker、Cigerflower
Candy corn vine、別名「アラゲカエンソウ」(粗毛火焔草)