今日は、ハナシノブ科の花です、1回目は、「フロックス」の2種、「フロックス・ピロサ」
「フロックス・パニキュラータ」」を挙げてみました。
<「フロックス・ピロサ」>
五裂する花弁は、透き通る様なピンク色をしています、這性なので、ピンク色の絨毯を引き詰めた様になります。
ピンク色の花が主ですが、青紫色の花を咲かせる「フロックス・ピロサ ’ムーディブルー」等も有ります。
水捌けの良い場所を好むので、傾斜地に植栽することが多いので、遠目にも綺麗に見えます。
沢山の明るいピンクの花が、甘い香りと供に、春の一時を愉しませてくれます。
ハナシノブ科、クサキョウチクトウ(フロックス)属、耐寒性多年草、北アメリカ原産
学名 Phlox pilosa、英名 Downy phlox、別名「コンペキソウ」(紺碧草)、「ツルハナシノブ」(蔓花忍)
英名の<Downy>とは、”軟毛が生える” 意味とか、茎に細かい毛が生えていることを著してい事のようです。
下図は、ブルーの花の「フロックス・ピロサ」Phlox pilosa 'Moodyblue'
「フロックス・パニキュラータ」Phlox panicurata もハナシノブ科の花です。
花茎が立ち上がり多数の花を咲かせます、花径は、3cm 位、花茎は、120cm 位になります。
今から秋口まで長い間、愉しむことが出来、上記の「モスフロックス」とは
同じハナシノブ科の花でも大分違った印象です。
多数の品種が有る中、此の「フロックス・パニキュラータ」が、「フロックス」として知られています。
立性の他の品種には、一年草の「フロックス・ドラモンティー」 Phlox drummondii
多年草の「フロックス・マキュラータ」Phlox maculata が、人気です。
花色は、ピンク、赤、青紫、白色と多彩です。
ハナシノブ科、フロックス属、耐寒性多年草、立性、北アメリカ原産、学名 Phlox paniculata
英名 Summer phlox、Fall phlox、別名「オイランソウ」(花魁草)、「クサキョウチクトウ」(草夾竹桃)
似た花には、同じハナシノブ科の「フロックス・マキュラータ」<宿根フロックス>が有りますが
開花期が、「フロックス・パニキュラータ」より少し遅く、8月頃からが最盛期になります。
立ち生で、花穂が多く集まり、白やピンクの花を咲かせます。
花序高は、10から15cm、草丈 100cm、学名 Phlox macurata
別名「シュッコンフレックス」<宿根フレックス>