花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季、黒色の名前が付いて

2022-05-09 | 植物 花

今日は、濃厚な赤褐色が特徴の「クロバナロウバイ(黒花蝋梅)」と「クロバナフウロ(黒花風露)」の花にしました。

<「クロバナロウバイ」>

”黒” の名前不不相応なのですが、チョコレート色と言った方が、 ・ ・ ・ 

最初の「クロバナロウバイ」は、枝の先端に、赤褐色の多数の花弁を着けた花を上向きに咲かせます。

“多数の花弁” は、厳密には、内側の花弁と外側の花弁が有るからとか、春先に黄色い花を咲かせる

「ロウバイ」(蝋梅)とは、違った花の姿です。

此の花の別名を「アメリカロウ(亜米利加蝋梅)」とした説と、「アメリカロウバイ」は「クロバナロウバイ」の

別名ではないとする説とが、有る様ですが、「クロバナロウバイ」の 変種とするのが無難かも

因みに、「クロバナロウバイ」の学名が   Calycanthus floridus 、「アメリカロウバイ」は

Calycanthus floridus var.glaucus   になっていますから

見分け方として、<「アメリカロウバイ」は、花が多少大型で、香りが無くて、葉の裏側に毛が生えてない

他方、「クロバナロウバイ」は、香りが有って、葉の裏側に細かい毛が生えている>との記述も有りました。

「クロバナロウバイ」は、名前のと通り花の色が黒褐色で、「アメリカロウバイ」は、少し淡い赤褐色かなと、勝手に判別しています。

園芸種には、「キバナニオイロウバイ」なども有るそうです。

ロウバイ科、クロバナロウバイ属、北アメリカ原産、落葉低木、学名   Calycanthus floridus var.glaucus

英名   Strawberry shrub、Pineapple shrub、Calolina allspice、ニオイロウバイ」


<「クロバナロウバイ」>

”黒” の名前不不相応なのですが、チョコレート色と言った方が、 ・ ・ ・ 

最初の「クロバナロウバイ」は、枝の先端に、赤褐色の多数の花弁を着けた花を上向きに咲かせます。

“多数の花弁” は、厳密には、内側の花弁と外側の花弁が有るからとか、春先に黄色い花を咲かせる

「ロウバイ」(蝋梅)とは、違った花の姿です。

此の花の別名を「アメリカロウ(亜米利加蝋梅)」とした説と、「アメリカロウバイ」は「クロバナロウバイ」の

別名ではないとする説とが、有る様ですが、「クロバナロウバイ」の 変種とするのが無難かも

因みに、「クロバナロウバイ」の学名が   Calycanthus floridus 、「アメリカロウバイ」は

Calycanthus floridus var.glaucus   になっていますから

見分け方として、<「アメリカロウバイ」は、花が多少大型で、香りが無くて、葉の裏側に毛が生えてない

他方、「クロバナロウバイ」は、香りが有って、葉の裏側に細かい毛が生えている>との記述も有りました。

「クロバナロウバイ」は、名前のと通り花の色が黒褐色で、「アメリカロウバイ」は、少し淡い赤褐色かなと、勝手に判別しています。

園芸種には、「キバナニオイロウバイ」なども有るそうです。

ロウバイ科、クロバナロウバイ属、北アメリカ原産、落葉低木、学名   Calycanthus floridus var.glaucus

英名   Strawberry shrub、Pineapple shrub、Calolina allspice、ニオイロウバイ」


下図の花の色が、「クロバナロウバイ」蝋梅蝋梅に相応するかな



 

 次は、「ゲラニウム」ですが、多くの種類が有る中で、黒色の花を咲かせる「クロバナフウロ」(黒花風露)を挙げます。

<「クロバナフウロ」」>

日本の「ゲンノショウコ」(現の証拠)も仲間の一つです。

他に、ピンクや白い花の「ゲラニウム・サンギネウム」(アケボノフウロ/曙風露) Granium sanguineum

青紫色の花の「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’」(風露草) G.pratense 等が、有ります。

花茎の先端に集散花序を出して、5弁の濃い紫色(黒)の花を咲かせ、葉は、掌状に5から7裂しています。

フウロソウ科、フウロソウ属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、学名   Geranium phaeum

別名「ゲラニウム・ファエウム」



下図は、青紫色の花を咲かせる「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’ 」G.pratense

序でに、「ブラックベリー」<キイチゴ> Rubus spp.  の花と実を挙げてみました、<ブラック>と言う事で

果実が熟す初秋の頃に再度載せてみます、赤や黒色の艶やかな果実です。


下図の花の色が、「クロバナロウバイ」蝋梅蝋梅に相応するかな



 

 次は、「ゲラニウム」ですが、多くの種類が有る中で、黒色の花を咲かせる「クロバナフウロ」(黒花風露)を挙げます。

<「クロバナフウロ」」>

日本の「ゲンノショウコ」(現の証拠)も仲間の一つです。

他に、ピンクや白い花の「ゲラニウム・サンギネウム」(アケボノフウロ/曙風露) Granium sanguineum

青紫色の花の「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’」(風露草) G.pratense 等が、有ります。

花茎の先端に集散花序を出して、5弁の濃い紫色(黒)の花を咲かせ、葉は、掌状に5から7裂しています。

フウロソウ科、フウロソウ属、ヨーロッパ原産、耐寒性多年草、学名   Geranium phaeum

別名「ゲラニウム・ファエウム」



下図は、青紫色の花を咲かせる「ゲラニウム ’ジョンソンブルー’ 」G.pratense

序でに、「ブラックベリー」<キイチゴ> Rubus spp.  の花と実を挙げてみました、<ブラック>と言う事で

果実が熟す初秋の頃に再度載せてみます、赤や黒色の艶やかな果実です。

今回もワン公の動画が届いたので、埋め込んでみました。


爽やかな初夏、ブルーの名前が付いて

2022-05-03 | 植物 花

”ブルー” の名前が付いた初夏に咲く花を4種挙げてみました、「ベロニカ・オックスフォードブルー

「ベロニカ・クレーターブルー」、「ブルーハイビスカス」、[ブルーサルビア」です。

学名、英名、流通名、別名に関係なく、”ブルー” の名前が付いた此の時季に咲く花達ですので ・ ・ ・ 。

 

<「ベロニカ 'オックスフォードブルー'」>

「ベロニカ ’オックスフォードブルー’」 が、咲いています、ブルーが煌めきます。

立性の品種の多い「ベロニカ」の中でも此の 「’オックスフォードブルー’」は

這性ですので、グランドカバー等に利用することが、多いようです。

青や青紫色の4弁の小さな花を多数咲かせるので、宛ら、”ブルーカーペット” です。


花数が少ないと、茎元の銅葉も綺麗です。

ゴマノハグサ科、ベロニカ属、耐寒性多年草、這え性、ヨーロッパ原産、学名   Veronica pedancularis "Oxford Blue"

英名  Oxford Blue / Georgia Blue 

 

最後は、趣が違う「ベロニカ・オーストリアカ」  V.austriaca  です。

立性で、鮮やかな花のブルーが、目を愉しませます。

違った趣を醸し出しています、”クレーターブルー” の名前も付いている位、深みの有るブルーです。


 

アオイ科の「ブルーハイビスカス」(アリオギネ)が、盛りです、大きな花弁が、春風に揺れます。

<「ブルーハイビスカス」>

「ハイビスカス」と同じアオイ科の植物ですが、花色は、淡い青紫色が 主で一重の花を咲かせます。

名前の通り「ハイビスカス」の花に似ていますが

「ハイビスカス」は、アオイ科、フヨウ属ですので「アリオギネ」のアオイ科、アリオギネ属とは違っています。

亦、「ブルーハイビスカス」の葉は、掌状新裂しますが

「ハイビスカス」の葉は、卵形をしていましので判別できます。

アオイ科、アリオギネ属、半耐寒性常緑低木、オーストラリア原産、Alyogyne hugegelii

英名 Lilac hibiscus 「ライラック ハイピスカス」、別名 「ブルーハイビスカス」の

名前は、同属の「アリオギネ・ハケイフォリア」 (Alyogyna hakeifolia)  にも付いています。

「アリオギネ・ハケイフォリア」の花は、「アリオギネ・ヒューゲリー」と似ていますが

葉の形状が違っていて線状の葉です。

最後は、「ブルーサルビア」です。

<「ブルーサルビア / サルビア・ファリナセア」>

舌状の小さな花が、集まって咲き、長い花序(30~40cm)を作ります。

葉は、楕円形で対生、此の花も「ラベンダー」に似ています、開花期が長いので十分愉しめます。

葉や茎に白い粉を噴きます、英名   Mealy sage  の由来とか

シソ科、サルビア属、非耐寒性多年草/一年草、北、中央アメリカ原産、学名   Salvia farinacea 

英名   Blue sage、mealy sage、別名 「サルビア・ファリナセア」、「ケショウサルビア」

 



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今日も以前に載せたオバアチャンを思いやるワン公の動画を再度載せてみました。


初夏に咲くアヤメ科の花

2022-05-02 | 植物 花

”早咲きのアヤメ科の花” と題して、「ダッチアイリス」、「ジャーマンアイリス」、「シャガ」、「ニオイイリス」を

先般、載せましたが、今回は、初夏に咲くアヤメ科の花として「スパラキシス」と

「ハルザキグラジオラス」を挙げてみました。

続いて咲く「「アヤメ」、「カキツバタ」、「イチハツ」等とは違った趣の花達です。

最初は、「スパラキシス」 の エキソチックで派手な色合いを御愉しみください。

<「スパラキシス」>

披針形の葉の間から花茎を伸ばした茎上に、5~6個の花を穂状に次々と咲かせます。

葉もユリ科特有の披針形、線形で、花を引き立てるのに役立てます。

花弁の色、花冠の色、中心の色、混在する色に依って数種類有るようですが

色合いが比較的単純な「スパラキシス・フルビフェラ」 Sparaxis bulbifera  を初め

多彩な色が混在する「スパラキシス・トリカラー」 S . tricolow「スパラキシス・グランディフロラ」 S . granndiflora

「トリカラー」の園芸種「スパラキシス・トリカーラミックス」等々、原産地のアフリカのイメージが強い種類が有ります。

アヤメ科、スパラキシス属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、英名   Harlequin flower、 英名は、“斑な色彩の花”の意味

 

清楚な感じの「スパラキシス・ブルビフェラ」  S.bulbifera

他にも「スパラキシス・グランディフロラ」、「スパラキシス・トリカラー」等多彩な品種も



 

次に「ハルザキグラジオラス」(春咲きグラジオラス)です。

「グラジオラス」の花は、暑い夏を思い浮かばせますが、「ハルザキグラジオラス」は、此の時季に咲きます。

原始系の「グラジオラス」で、花が多少小さく、色も淡く、野生的で清楚な感じがします。

“春のグラジオラス” です、甘い香りがします。

アヤ科、グラジオラス属、半耐寒性多年草(球根植物)、南アフリカ原産、園芸種、学名   Gladiolus cvs.

別名 「ハヤザキグラジオラス」(早咲きグラジイオラス)

今日は、ライムグリーンの花弁に黄緑色の斑筋が入る「グラジオラス・トリスティス´コンコロール`」

Gladiolus tristis var.concolor  を載せてみました。