今回も冬に咲くキク科の花にしました、「カンギク」と「フユシラズ」の花です。
寒さに抗して、健気に咲き誇ります。
最初は、秋の「菊」に代って咲き出す「カンギク」寒菊 です。
<「カンギク」寒菊>
一般の「菊」の季節が終わり、「寒菊」が盛りを向かいます。
「寒菊」とは、12月から1月頃に咲く「菊」の総称で, “冬にも自然開花するものや其の園芸種” を指すとのこと。
今日は、秋、冬咲きの小菊「シマカンギク / アブラギク」の改良種を載せてみました。
茎、葉は、霜にも耐え ”冬の菊” なのです、輝く様な黄色の花は、中央が盛り上がるように咲きます。
キク科、キク属、耐寒性多年草、学名 Chrysanthemum indicum var.hibernum 、英名 Florist`s dasy
別名 「冬菊」、「寒小菊」、「小金目貫」、「霜見菊」等の名前が付いています。
尚、下図は、中国原産の「シマカンギク」です、交配相手の「キク」ですが、似ています。
開花期も12月から翌2月頃迄、冬咲きの「菊」です、枝先に2から3個の頭花を数個付けます。
花色は、黄以外に白や紫色の花を咲かせます。
次は、” 小型の「キンセンカ」” とも言える「カレンデュラ・アルペンシス」
別名「フユシラズ / 冬知らず 」の花です。
” 小型の「キンセンカ」" とも言える、別名「冬知らず」の花です。
近縁種の春から初夏に咲く「キンセンカ」Calendula officinaris に比べて、花径が二回り位小さいのが特徴です。
耐寒性が有り、冬でも屋外で、次々と黄金色や橙色の花を咲かせ、冬中愉しむことができます。
朝、太陽の陽が当たると開花して、陽が沈むと花を閉じます。
開花期も長くて、秋、冬、初夏と咲き続けます、寒さにも強く、冬でも咲くので ”冬知らず” の名前が付いた由
根本から、ヘラ状の大きな銀緑色の葉が生えます。
キク科、キンセンカ(カレンデュラ)属、地中海沿岸、南ヨーロッパ原産、学名 Calendula arvensis
耐寒性一年草、英名 Calendula、他の別名「フユシラズ」(冬知らず)、「ヒメキンセンカ」姫金盞花
尚、学名の Arvensis は、野原の意味とか、他の 英名が、Field marigold になっています。