FM大野の踏み跡日記

山歩きのことなど

鳥海山(山スキー)

2007-05-13 23:26:34 | 山歩き
【年月日】07/05/12(土)
【山域・山名】鳥海山(山スキー)
【天候】曇り
【メンバー】FM大野
【コースタイム】
 鳥海ブルーライン県境手前山形側標高1080P発(7:50)-御浜神社(9:55)-文殊岳だいぶ手前1920地点(12:00)-鳥海湖南岸(12:35)-P(14:10)
 
 長距離運転なので今回はセダンにした。車中泊はつらいのでテントを積んだ。
PM11時にブルーライン標高550のゲートに到着。朝は8時にならないと開門しないとの掲示。
真っ暗な空き地に車のライトを頼りにテント設営。怖いよね。(熊、お化けとか頭に浮かぶ)


缶ビール1本とポテトチップ。アイリバーの携帯プレーヤで外のことは忘れましょう。うん、コスのヘッドフォンは低音でるなー。怖いので歯磨き省略。
5時自律起床。お湯わかしてカップ麺。さらに暇なのでパンなど食べてまたうとうと。
すると7時にたぶん国民宿舎のひとがゲート臨時開門、通りますかというのでもちろんですとあわててテントをたたむ(実際はたためずテントポールさしたままトランクに押し込む)。標高を500ほどあがると、再び通行止めがありここが今回と登山口となる。
ボードと山スキーの2名の単独者と登りはじめた。雪ははじめからあった。1400付近で吹浦口ルートに合流するあたりから赤旗が立ち始めて助かる。
10時前に、先頭で御浜神社着。



二人は鳥海湖がみえるまで直進してから尾根伝いにきた。
ボードのひとはここから鳥海湖に何度か滑って戻ると言うし、もうひとりもここまでだという。
千蛇谷をつめて大物忌神社まではいきたいというと、びっくりされてしまったので
こちらも不安になるが、さすがに10時で登り終了にはできない。
エネ補給して出発。扇子森も越えていったん下ってから先はだいぶ雪が消えたところが多くなってきた。
はい松の上を歩くのは大変だ。
右手の雪たっぷりの斜面に新手の単独者発見。ちょっと心強いな。
ときおり千蛇谷へのトラバーストレースを探したが見つからない。
そのうちGPSで見るとトラバース地点は過ぎていた。

下の写真は振り返って、トラバースルートを探したところ。


せめて目の前に見える、文殊岳には登っておきたいところだが、右手を見ると新手の単独者が降支度をしているではないか。あわてて、すーと近くにいって「山頂いきますか?」と聞いてみる。わかってたけど、もう降りますの返事。
お願いして、後ろに付かせてもらうことにした。鳥海湖南東の沢床まで快適に滑れた。



鳥海湖南岸まで登り返して、神社には戻らずトラバースで長坂道を突っ切って吹浦口ルートに向かう。途中、10mほど滑落してしまった。トラバース開始前に「落ちてもけがは無いな」と判断はしていたけどやっぱまずかった。ほんの40m登ってしまえば怖いトラバースもしないで済んで、なおかつ早めに滑降が楽しめたのに。
旗のあるところまでくれば安心である。斜面もゆるい。さっきのひとも見えなくなったけど、はい松林にスキーがデポしてあるのでなにかしてるんでしょう。下部はすこし木が出てきたけど、ツリーランも楽しい。ヘルメットつけてるので少々の枝は平気。
帰り道、ルームミラーに映る鳥海山の姿が印象的だった。
またおいでと言ってるってか。



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