昔の人の言い伝え！

カレンダーを見ると、その日は［先負（せんぶ）］でした。
それで、お祝いをお届けするのは午後、お昼を食べてからに
いたしました。
お知り合いの方に初孫がお生まれになったのです。

話しは飛びます。
先生がこの連休にお茶席を持たれました。
私たち生徒は、席の裏方でお茶を点てたり、
お菓子の用意をしたり、お湯を沸かしたり、
お茶碗を洗ったり・・・しておりました。

やかんのお湯を桶に空けようとしている時でした。
桶には中に水が入っていました。
△『待って待って。桶の水を捨ててからお湯を入れて。』
▲『え？』
□『お湯が先で、そこに水を入れていくのですね。』
△『そう。死んだ時の湯灌は、逆(さか)さ水といって、
　　水の中に湯を注ぐの。』
□『聞いたことがあります。』
▲『そう言えば聞いたことがあります。』
昔の人の言い伝えを守って、無事にお茶会を終えられました。

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