Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

☆ジェノヴァのホテルで叶った願い

2024-01-16 22:41:59 | ☆イタリア 記憶の風景

 

前前回の記事、山の上ホテルの階段と何となく似ていませんか?

イタリア ジェノヴァで泊まったホテル、

ホテル ブリストルパレスの階段です。

このホテルも雑誌「クリアトラベラー」で見て

ジェノバへ行くならここ!と決めていました。

お部屋は広くてクラシック、

 

執事さんがいるようなテーブルもありました。

場所はジェノバの中心、

どこに行くのにも便利でした。

ポルティコに囲まれているので入口は小さい感じですが、

中はすごく広いのです。

朝食会場にもなるレストランはお昼も夜もオープンしています。

人気の窓際の席でお昼を食べると部屋に戻ってそのまま昼寝。。。

気がつけば夕方、散歩に行こうかな、

という大好きな旅のパターンになりました。

お値段はこの立地とサービスの割にリーズナブル、それは

クリーニングサービスもしかりでした。

この記事のタイトルの「ジェノバのホテルで叶った願い」とは

「クリーニングサービス」のことなのです。

なーんだ、そんな願いなんだ!

と、思うでしょうね。

実は私の記憶の連想は前回の「山の上ホテル」から始まります。

伊集院静さんの皺一つない麻のシャツ →

メラーノのホテルで出会ったドイツ人の奥様の麻のドレス →

クロアチアのホテルで旅の相棒がクリーニングサービスをいつの間にか頼んでいたこと→

と 思いは飛びまして、

私もいつかホテルでクリーニングを頼んでみたい、パリッとした服を着たいと思うようになったのですが、

ホテル滞在期間中に仕上がらなかったり、その値段にびっくりしたりで

ずっと願いは叶わずにいました。

でも、

ホテルブリストルで叶ったのです

値段表を見ると結構お安いし、なんと翌日仕上がり。

でもクリーニング用の袋に入れてフロントに持って行く必要があり、

なんかビジネスホテルっぽいな、とは思ったけれど、

ま、いいか!とフロントへ持参。

(夫がフィレンツェで麻のシャツを買って、早速着て、汗かいてしまったし。)

ビジネスでお泊まりの人も多いようでスタッフは慣れた感じで

料金はお部屋につけておきますね、と。

 

そして翌日の夜、

部屋をノックする音がしました。

ターンダウンサービスではなく

「Lavanderia」、クリーニング屋さんでした。

手には スチールのハンガーにかかったままの麻のシャツが3枚!

もちろんシワひとつありません。

夫は大満足!

早速次の日 パリッとした麻のシャツを着て出発しました。

やっと叶った私の小さな願い。

その名残はシャツと一緒にやってきた

クリーニング屋さんのスチールハンガーです。

しっかりしていて形も美しい優れもの!

今も雨の日の部屋干しで大活躍しています。

左の下に関連する過去記事を載せました。

 

 

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☆Buon Natale!

2023-12-24 17:00:31 | ☆イタリア 記憶の風景

 

長野の「Nostalgia」さんで購入したプレートに

イタリアで買った思い出を飾ってみました。

一つ一つは小さいけれど、

手に入れたときの嬉しさや

たくさんある中から選ぶ楽しさ、

一緒に旅した友人の顔まで浮かんできます。

Firenze,Bologna,Milano,Assisi,Roma。。。

プレートに乗り切れない思い出はまだまだありますが、

順番待ちっていうことで・・・

 Buon Natale!

良いクリスマスを お過ごしください。

 

 

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☆イタリアの風を感じた長野の「Nostalgia」

2023-11-15 23:43:36 | ☆イタリア 記憶の風景

 

 

 

↑ 池田町の七色大カエデ

「久しぶりの。。。」が 続いています。

何と、旅行が3連発!

全て国内で1泊から2泊内なのですがほぼ1ヶ月内だったので

私にとっては大イベントになりました。

コロナ禍で控えていた友人との旅が二つ、

マイルの消費が良い言い訳になる家族旅行が一つです。

 

どこも素敵だったので順にご紹介することにして、

まずは

池田町の行きたかったカフェをご紹介します。

カーナビに頼って丘を登っていくと

急に風を感じました。

「あ、この風はイタリア」と思うと間も無く

太陽の光を受けた葡萄畑が広がってきました。

「ああ、やっぱり イタリアみたい」

とその先にあるだろう目的地を探すのですが、

結局 少し迷って遠回りで到着しました。

「Nostalgia」

イタリアンカフェ&セレクトショップ

今年豊中市から池田町に移転されました。

オーナーのファンである私。

イタリアを通じて十数年前に知り合い、

ここ何年かはご無沙汰していたのですが、

幸運にも友人の車でランチに伺うことができました。

慌てていたのと、風が強かったのと、

彼女に早く会いたかったからか

撮った写真は少なめです。

ランチは 全て彼女の手作り、

美味しかったです!

 

 

 

 

 

 

セレクトショップでも可愛いアクセサリーや

前から欲しかったトレーも買うことができました。

あと 心残りだったのは、風さえ強くなかったら、

最高に眺めの良いテラスでランチしたかったことかな。

お家にいながらあの山々の眺め。

超感じのいいだんな様とイタリアの風を感じる毎日でしょう。

羨ましい限りです。

「Nostalgia」

〒399-8603 

長野県北安曇郡池田町大字中鵜2767ー8

TEL 0261-25-8603

 

 

 

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☆映画「ベネチアの亡霊」の背景

2023-10-11 23:38:33 | ☆イタリア 記憶の風景

公式ホームページより

 

映画に関しては いつも出遅れる私が 

なんと!9月15日、初日に観てきました。

 

ケネス ブラナー監督作品 名探偵ポアロシリーズ 

第3作目となった「ベネチアの亡霊」です。

原作は アガサ クリスティーの小説「ハロウィーン パーティー」。

舞台をVeneziaに変えたのは大成功だったのではないかな。

なぜなら Venezia自体がミステリーそのものだから。。。

日帰り観光客が帰った後の夜のVeneziaで

狭い路地に迷い込んだり、

波の音を聞きながら幾つもの橋を渡ったりしたら

映画よりもっと迫力ある風景に出会えます。

なので、

ミステリーのような、ホラーのような この映画、

私はロケ地であろうVeneziaの場所ばかり

つまり 背景を主に気にしながら観ていました。

サンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿、カナルグランデ、

だけではなく

ミッション インポッシブルにも出てきた絵になるミニッチ橋がまた登場。

それから 多分ですが、

映画「ベニスに死す」のロケ地 カンポ サンボルドも。

(ここにあるパラッツォはテレビで何回か見ました。)

映画の中のお屋敷の中はセットと思われますが、

外観もここを模したようにも見えます。

映画の最後に近いシーンでポアロがお屋敷の扉から出てくるのですが、

その扉のちょっと朽ちた感じなど本物っぽいです。

なんか

背景ばかり見ていますが、一つ思うことがありまして。。。

Veneziaにしろ、Firenzeにしろ、ローマも

ロケ地になるには許可が必要ですよね?

「また 同じ道路を使ってる」「この広場ばっかり!」と思うこともあります。

どなたか ロケ地の決定方法を知っている方 教えてください。

 

当ブログ過去記事に カンポ サンボルドを見つけました。

 

 

Venezia散歩☆カンポ サン ボルド - Dalla Cucina

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☆久しぶりの映画とvenezia

2023-09-14 23:17:42 | ☆イタリア 記憶の風景

久しぶりの友人たちとのランチ。

久しぶりの雑誌特集。

久しぶりの何とかが最近増えている当ブログです。

そして、私の「久しぶり」新たに加わったのが

劇場での映画鑑賞です。

 

観てきたのは

ミッション・インポッシブルシリーズの最新作

デッドレコニング PART ONE

↑は記念に配布されたステッカーです。

9月になってからの鑑賞で、遅い感がありますが・・・。

 

本編の上映前に 主演のトム クルーズと監督さんより

「大画面で観るべき映画です」とメッセージビデオがありましたが

本当にその通り!

迫力あるアクションと地面が震えるような大音響は

劇場でないと味わえません。

コロナ禍の撮影は手間取り、延期されたりと大変だったそうです。

ロケ地の一つ、Veneziaでもマスクをつけてのリハーサル風景がニュースにもなっていました。

そのVeneziaのロケ地、

私も以前訪れていました。

橋の名前 ミニッチ橋は覚えていなかったけれど、すぐにわかりました。

Veneziaの魅力がグッと詰まったこの辺り、

大好きな場所の一つです。

過去記事を載せたので見てくださいね。 (左下)

劇場での「予告編」はどれも素敵に感じてしまうけれど、

9月15日から上映する

「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」が見たくなり

今度は初日に行ってきます。

 

 

 

二度目でわかるVenezia☆ロザンナ先生とイタリアへ - Dalla Cucina

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