
京都市美術館で開催されている「ルーブル美術館展」(2015年6月16日~9月27日)に
行ってきました。
パンフレットの表には今回初来日となるフェルメールの「天文学者」が。
でも私のお目当てはティツィアーノの「鏡の前の女」Donna allo Specchioです。
美術展に訪れた記念に毎回何か1点、記念になるものを買うのですが、
今回は迷わず↑のクリアファイルにしました。

館内は入口付近から、ていねいに作品を観る人でそこそこ混んでいましたが、
Tizianoのこの絵は会場の中ほど。
ラッキーなことに人の垣根もなく、ゆっくり鑑賞できました。
絵の詳細はこちらからどうぞ。
彼女が左手の指先でふれているのは香水?それとも軟膏かな。
美しくてかわいくて、そしてセクシーさも感じさせる魅力的な絵ですよね。
Tizianoってやっぱりええわ~、行ってよかったわ~と
機嫌よく帰宅した私。
そうだ、
そろそろこの仮住まいともお別れ、
たまりにたまっている定期購読中の「Bell'Italia」をファイリングしなくては・・・
と、過去の雑誌を眺めていると、偶然に↓のページを見つけました。

あっ、これはまさに今日のTiziano!
2010年の12月3日から2011年の1月6日までミラノのマリーノ宮での特別展が
あったのでした。しかも無料!(いいないいな)
元々はマントヴァのゴンザーガ家の所有だったそう。
フランスに渡り、イタリアに一時里帰りしたわけです。
そして今年、日本にも海を渡って来てくれたのです。
大きさも程よく、
彼女は世界中どこへ行ってもきっと皆を魅了することでしょうね。