Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

Teatro Goldoni ☆Venezia

2016-09-11 00:54:00 | ☆イタリア 記憶の風景


元旦の記事の続きになります。

 (ほんま、一日が長すぎますよね。)



 あっ、ゴルドーニ劇場に照明がついている!

 開演1時間前くらいに戻ってみたら、正面の扉も開いていて、

 お姉さんがチラシを配っていました。

 「チケット売り場はどこですか?」

 「劇場のロビーよ。中へ入って左側」

 ・・・と、いうことは、前売り以外は今から販売ということ?

 商売気がないねえ。

 あきらめて帰った人もいるんじゃないのかなあ、なんて言いながら中へ入ると

 お姉さんが言ったように、左側にチケット売り場がありました。

 男性の係り員が一人いて、希望の席をてきぱきと手配していました。

 並ぶこともなく簡単に買え、開場まではまだ時間もあったので、

 劇場の辺りを散歩することにしました。






 ↑ 入り組んだ面白い建物のある広場がありました。





 ↑ そこには またありました。

   大理石でできているポッツォ(井戸)!

 私にはこのPozzo探しが今のところ面白くて、
 
 Veneziaでのお楽しみのひとつになっています。

 さて、開演30分前になったので、劇場に戻ってみると、チケット売り場には
 長蛇の列ができていました。

 ええ~っ、出だし遅いんだねえ。
 しかもみんなゆっくり相談しながら買ってるし・・・

 「あらマリア、あなたも来てたの?」
 「そうなの、家族全員できたのよ。」

 と、いうようなご近所会話も聞こえてきました。

 

   



 ↑ 私たちの座席からの眺めです。

  開演30分前の状態。 まだがらがらですが、

 これがやがてほぼ席が埋まるのです。

 
   
   

 テアトロ ゴルドーニはフェニーチェ劇場のようにきらびやかではないけれど、

 こじんまりしていて、小さなお芝居などにはぴったりのところ。

 元旦の夕方、私たちが観たエンニオ マルケット の舞台も最高に面白いものでした。

 私たちの前の席は10人ほどのファミリーでした。

 40代くらいのママが一番ノリノリで、

 「あ、あれはマリリン モンロー、次はね・・・」とみんなに

 説明していました。

 いいなあ、この雰囲気。

 ノンストップで笑わせてくれました。

 ああ、楽しい元旦なり・・・

 

 


 


 
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